Ciao,
縁あってシチリア島のカターニアへ寄ることにしました。
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カターニアは、イタリア共和国のシチリア島東部にある都市で、その周辺地域を含む人口約32万人の基礎自治体。カターニア県の県都である。 イオニア海に面した都市で、北方にはエトナ山が聳える。シチリア島ではパレルモに次いで2番目に大きな都市である。
活火山で有名なマウントエトナ |
私の到着日前日は火山活動のため空港閉鎖されています。
エトナ山のふもとに位置するため、過去に数度噴火による災害を受けて来ました。それに加え、不運にも地震による被害も数回経験しています。17世紀後期に起こった噴火の被害は大きく、続けて地震も起こったので町はを全壊。街は絶望的な状況に陥りました。その後、18世紀の初期にバロック様式によって多くの建物は再建され、町の完全な復興に成功したのです。多くの建物を良く見てみると、黒い部分が良く見られます。これは、エトナ山の溶岩を利用した為だとか。
なんだか街並みに古びた感じがあるのは
地震後そのままになっているところが多いからだそう。
「これから朝ごはんを食べにBarへ行くよ」
と連れて行ってもらったのが
グラニータとブリオッシュ |
シチリアの夏の朝ごはんだそうです。
このブリオッシュにシャーベット状のグラニータをディップしていただきます。
サクサク、グラニータだけ食べていたら
「ちょっとあなた!!ブリオッシュと一緒に食べるのよ!」
と同席していた人に注意されました。笑
シャーベットをディップして食べたことがなかったもので
想像もつきませんでした。
グラニータにはピスタチオ、チョコレートなど
いろいろな種類があり
私たちの入店した後にも人が押し寄せてきて
結構な人がこの組み合わせを食べていました。
それからみんなで散歩をしました。
1月ですが初夏の天気。
それからさらにシチリア名物を紹介してくださいました。
こちらです。
この山のようなライスコロッケ。
「アランチーノ」です。
アランチーニは、アランチーノ(男性形)の複数形。さらに、アランチーノと男性形で呼ぶのはシチリア東岸のみで、シチリア西岸のパレルモでは、アランチーナ(女性形)と呼びます(ちなみに、複数形はアランチーネ)。シチリア島内では、アランチーナかアランチーノか……論争が続くほどの、こだわりっぷり。パレルモでは、ぜひアランチーナと呼んでください(アランチーノと呼ぶとパレルモ人に訂正されます、笑)!
というわけでカターニアでは
アランチー「ノ」です。
パレルモで本当に訂正されました。アランチー「ナ」よと。笑
それから米をはちみつで絡めて揚げているものもいただきました。
子供たちはこのBarでグラニータ&ブリオッシュを食べていました。
イタリアでは「Bar」がいわゆるカフェです。
ショーケースの中に
スイーツとライスコロッケが並んでいるのは
異様な感じがしますが
どれもこれもおいしいです。
食べるものがなんでもおいしい
食の天国シチリア島です。
チャオ!
(関連記事;シチリア島州都はパレルモについて)
(関連記事;シチリアで食べたいモノ)
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