イギリスの先輩たち@つらつら

Hi there,

5週間のイタリア旅から帰ってきて

再びイギリスにいます。

2週間が過ぎようとしています。

あと5週間で日本に一時帰国します。







いったん気持ちの整理をしておこうかと思います。

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一時帰国か完全帰国か迷いましたが

旅を終えるのも続けるのも自分次第だなと思いまして。


2018年9月にイギリスに来たときは

色々な自信がなく早くも日本に帰りたくなって

親しい友人、妹にかなり話を聞いてもらいました。


カナダの時はそんなことはなかったんですよ。


9月から2カ月落ち着かず、住居を転々とし

最初は6カ月間滞在の予定でしたが

「なんとか年は超そう」

に変わりました。


そんな中、現在はB&Bでお手伝いをしています。

結構な拘束時間に過労働、給料はないようなもので

その代わり部屋代、食事代、光熱費等々の費用はかかりません。


衝突もあり何度も出ていくことを考えましたが

イタリアから帰ってきて、

滞在をのばさないかと持ち掛けられています。

今まで嫌味を散々言われても褒められることはなかったので

求められたことに心から驚きました。

延長を持ち掛けられてからは状況に応じて

仕事はそんなにきつくなくなりました。


そして、長期滞在になればかかる費用があることに気が付き

(海外旅行保険、奨学金返済など)

それを申告すると

それを工面できるよう仕事を与え

お金を与えてくれると言ってくれたのです。


私のイタリア旅行はご近所さんがスポンサーに

なってくれたので行くことが出来たのですが

これからもイギリスを拠点に旅行をしていいよと。


ありがたいなと思いつつも

現実を考えてしまい、

年齢や再就職、結婚出産、家族のこと

夢から覚める準備をしていました。


「日本での生活はこれからいくらでも味わえるけど、イギリスのビザは2年間も有効で、さらになかなか取得できない。そして一生に一度だけのチャンス、日本の社会に戻ったら、長期休みもとれず今みたいに旅行もできないのよ。」

と言われ、最初はそうはいっても・・・と思いましたが

確かにイギリスでの、雨風しのげて

食べ物に困らない生活を保障してもらえているのは大きいなと。


さらに今日、スポンサーのご近所さんと夕食を一緒にしていて

「チャンスがあるならつかまないと。2年あるなら思い切りいかなきゃ。

私が海外旅行保険は払ってあげる。(その分仕事をふってくれる)」

と言ってもらいました。


なんだか、ろくに友達もいない閉鎖的な、ど田舎にいながら

なんだか人に恵まれているなとしみじみ思っています。


日本にいて、海外のビザが奇跡的に入手できたとして

三十路の独身女に

チャンスがあったら掴めと言ってくれる人がいるだろうかと。

待ってるとは言ってくれても
(待っていてくれる人がいる、帰る場所があるのは非常に嬉しいこと)

チャンスを掴めってなかなか出てくる言葉じゃないよなと

少なくとも私が他の人にも言えるかなと思ってしましました。


確かに、「チャンスをつかむ」って口では言えるけど

実際できているかというと

まぁ私の中でイギリスのVISAが取得出来て、

どうしようか迷ったけど来てみて

チャンスを棒に振らずに正解だったことだけはわかります。

そうして紆余曲折を経ていろんな尊敬すべき人たちに出会えて

「人との出会いが奇跡を起こす」(BY 日本人)

「チャンスをつかむ」(BY イギリス人)

という言葉が今の私に響いています。

まだ何も方向性が定まっていないので

もう少し違う世界を見ていてもいいのかなと思い始めています。

人生ほんと、何があるかわらない。

けど、実は自分が望んだようになっているだけ。

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