Hi there,
イギリスの庭を愛する人は多いかと思いますが
有名な観光地ではなく
普段公開されることのない
個人のお宅の庭を拝見することができるのがイギリスです。
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「ザ・ナショナル・ガーデン・スキーム」
(The National Garden Scheme)
こういうものがあるらしいのです。
現在では、3500以上もの個人庭園等、その最も美しい時期の「ガーデン オープン デー」の入園料により、多大なる収益を得て、その全ては、1000以上の「チャリティ団体」へと寄付されています。
そしてその庭園福祉活動は、「イエローブック」の愛称で国民の生活の中に浸透している感があります。(HP)
なんと個人や普段公開されていない庭が公開され
その入場料をチャリティに寄付するというものです。
イエローブックという訪問できる庭リストがあるようで
また、インターネットで検索もできるようです。
今回は1年に1回だけ公開されるという
個人宅のお庭にお邪魔してきました。
不思議の国のアリスを思わせるような立派なお宅にお庭です。
こちらのプライベートな情報は一切公開されておらず
ただお庭を鑑賞できます。
広大な敷地です。
何棟かある家の中にローズガーデンがありました。
とっても良い香りで驚きます。
博識なホストマザーによると
昔はバラに香りがなかったのですが
品種改良の技術により素敵な香りをつけれるようになったそうです。
バラによって香りが違い
気高い香りに酔いしれました。
個人の家とは思えないほど先へ続きます。
どこを見てもかわいいお花が咲き誇っています。
奥には壁で囲まれた空間がありました。
空間といっても
テニスコート2面より広いかどうかくらい広いです。
そこには野菜畑がありました。
豆、じゃがいも、たまねぎ、リーク、ルバーブ、
人参、セロリアック、ケール、ビーツなど
全ての野菜があるのではというくらいの品揃い。
スイートピーは木やつたで立派な囲いがされていて
ホストマザーが家でこれを再現したいそうです。
見たこともないユニークなお花もあります。
お姫様みたいです |
一周しおわったところで
ケーキやティースペースがあったので
キャロットケーキとチョコレートケーキを頂きました。
まるで公園のような広大な庭に家なので
どれくらいの人で維持しているのか気になっていましたが
25年かけて整備したそうで
2人のフルタイムのガーデナーがいるそうです、
普段は見れない壁の向こうを見れて
また英国自慢の庭をお披露目して(したいかどうかはわかりませんが)
その集まった資金がチャリティーへ寄付されるという
とっても素敵なシステムです。
私は全くこういう制度を知りませんでしたが
よりイギリスらしい体験ができてうれしいです。
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