スキップしてメイン コンテンツに移動

妊娠中に大豆製品を食べてもよいのか(Can I eat soya products during pregnancy?)@NHS






Hi there,

イギリスでの生活があと数日になってきました。

実感がわかないのですがそれでもだんだん寂しくなってきました。


さて、今回は興味深い記事をみつけました。

日本人にとって、大豆=健康的

なイメージしかないのでトピックとしてあがってくるのも不思議です。

イギリスの公的機関NHSの記事を読んでみました。


*****************************

    妊娠中に大豆製品を食べてもよいのか
    Can I eat soya products during pregnancy?


    答えは「YES」です。妊娠中に大豆製品を食べることは、バランスよく食事の一部として食べている限り問題ありません。大豆製品は以下のものを含みます。

  • 豆乳飲料
  • 醤油
  • ヨーグルト
  • デザート
  • 豆腐(大豆で作られた植物性のタンパク質)
  • 大豆油
  • 味噌(スープやソースを作るのにつかわれる大豆を発酵させたペースト)

豆乳を代替品として食べている場合は、カルシウムを含んでいるものを選びましょう。

フィトエストロゲン

Phytoestrogens


大豆は植物に自然に含まれるフィトエストロゲンという化合物を含みます。人間のホルモンのエストロゲンの弱い形として働き生物学的な影響を与えるかもしれません。

フィトエストロゲンの食事のメリットとデメリットを調べる研究が多くなされてきました。

フィトエストロゲンは、骨粗しょう症、心臓病、更年期障害のリスクを下げると言われています。しかし、また一部の人に害がある可能性があるとも示唆されています。

甲状腺機能低下症のある人、乳がん、大豆性の粉ミルクを飲んでいる赤ちゃんだけが
大豆製品の量を制限するようおすすめされています。



**************************


さてさて、日本語のサイトでも少し情報収集をしてみました。


乳がん発生率の国際比較と乳がんを防ぐ生活習慣(HP)
乳がんは欧米で多く、アジアで少ないことが知られています。アジアから米国へ移民した集団では乳がんが増えることが示されています。また、わが国でも都道府県別に見ると大都会で乳がん死亡率が高い傾向にあります。これらから、欧米と日本で大きく変わる生活習慣、特に食生活が乳がん発生率の高低と大きく関係するのではないかといわれてきました。その候補のひとつが大豆やそれに含まれるイソフラボンです。今回の研究では、世界で初めて前向き追跡研究で大豆製品やイソフラボンと乳がん発生率の減少との関係を示すことができました。今後さらに研究を進め、イソフラボンと乳がん発生率との関係を確認するとともに、大豆製品の中でもどのようなものがどう関連しているのかを明らかにしていく必要があります。いずれにしろ、日本の伝統的な食習慣をしていると乳がんになりにくいことは確かなようです。




 日本人が長年にわたり摂取している大豆食品からの大豆イソフラボンの摂取量により、明らかな健康被害は報告されていないことから、その量は概ね安全であると考えました。そこで、平成14年国民栄養調査から試算した、大豆食品からの大豆イソフラボン摂取量の95パーセンタイル値70mg/日(64〜76mg/日:大豆イソフラボンアグリコン換算値)を食経験に基づく、現時点におけるヒトの安全な摂取目安量の上限値としました。

妊婦(妊娠の可能性のある方を含む)、胎児について(HP)


 妊娠動物を用いて、高濃度の大豆イソフラボンを投与した試験において、胎児の生殖機能への影響等を示唆する報告がありました。また、大豆イソフラボンを含むフラボノイドには、トポイソメラーゼII阻害作用があります。さらに、妊婦(妊娠の可能性のある方を含む)が、大豆イソフラボンを追加摂取することに関する有益性を見出せないと考え、妊婦(妊娠の可能性のある方を含む)が、特定保健用食品として大豆イソフラボンを日常的な食生活に上乗せして摂取することは、推奨できない、としました。


日本人は日ごろから長年大豆製品を摂取し続けていることから欧米と比べてとくに制限はないようです。

また妊婦だからといって余剰に摂る必要もありません。 日本の伝統的な食習慣をしているかぎりというのが気になるところではありますが。

というのも、何か国か欧米の家庭へお邪魔して大豆製品反対派(摂りすぎちゃだめなのよ)の意見を聞く機会が多かったのです。日本人と欧米諸国では違うということが勉強になりました。
(あたりまえですが)

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ

ではどのくらい摂ったらいいのかというのはこちらに分かりやすくまとめてありました。(蒸し豆研究会)

コメント

このブログの人気の投稿

Workawayとは@Workaway

Hi there, 何度もお世話になっている Workaway (ワーカウェイ) 。 まだまだ浸透していないし知らない人も多いこちらについて書こうと思います。 このブログを読んでくださっている方がいたら 「危険😨」と思われているかもしれませんが、 やっとおススメできるような状態になりました。 2019年2月現在、体験数は 5 件です。 ***************************** Wokaway とは The world's leading community for sustainable travel and cultural exchange. Promoting Volunteering, Family Exchanges, Homestays, Farmstays, Working Holidays, Travel Buddies, Language Learning and Cultural Exchange. つまり、ホームステイをさせてもらいます。 通常ホームステイをすると高額な料金を仲介業者に支払います。 (カナダのHalifaxでは4週間で750か800ドルでした。) こちらはそういった金銭授受はなく、 労働力を対価にホストが宿泊場所と食事の提供をしてくれます。 条件は各家庭によりけりなので 拘束時間や休日、食事の有無、内容、部屋の状況、仕事内容など さまざまです。 例えば、大工仕事ができるひと募集というのもあれば ファーム、ベビーシッター希望、言語交換など様々です。 サイトをご覧になればお分かりのとおり、 気になる地域、キーワードなどを入れ検索し レビューなども見れるため検索しやすいです。 Workawayのメリット ・金銭面 やはり金銭的な面は大きいです。 住居費と食費、光熱費などが出費の大半を占めるからです。 基本的にかかるのは現地までの交通費と日用品などの生活費、旅行費です。 ...

リゾートバイトについて@小ネタ

Hi there, 日本に帰国してイギリスにいたのがまるで夢だったかのような 現実生活に戻ってきました。 これからの生活の資金を貯めるべくリゾートバイトに挑戦しようとしているところです。 3社登録して求人紹介をしてもらい、 そこで気が付いたことを残しておこうと思います。 ************************** まず、私が登録をすませたのは 「アルファリゾート」 「ヒューマニック」 「グッドマンサービス」 の3社です。 グッドマンサービス さんは、ネット上のマイページに記載してあります。 1度に10ー15件ほど紹介してくださいました。 時給が高いところがメリットです。 あくまでも紹介をいただく感じで、問い合わせをしたときも「何か聞きたいことはありますか」と聞かないと教えてくれない・・・感じでした。 紹介してもらった求人を問い合わせても採用は難しいと思うとか、紹介されたものでなく一般に公開されている求人を問い合わせると未経験OKと書いてあっても未経験NGであったりと、実際に聞いてみないとわからないんだなとがっかりしました。 勇気を出して問い合わせしても、そういう感じなので採用してもらうのは難しいかなと自信を失いました。 後々調べてみると対応があまりよくないと書いてあるサイトがあって妙に納得してしまいました。 アルファリゾート さんは、求人をメールに資料を添付して送ってくださいます。 1度に6件送ってくださいました。 電話が頻回あり、親切で丁寧な対応をしてくださいました。 自信を失っていたのですが、時期も場所も求人はありますよと前向きに紹介してくださいました。 ヒューマニック さんもは、メールにPDFのURLを記載して送ってくださいます。 1度に15件ほど送ってくださいました。 電話が頻回あり驚くほど対応がよく、電話で口頭で伝えたことを入力してくださいました。求人紹介も隅から隅まで詳しすぎてびっくりしました。 求人紹介の対応もよく、働き出してからも安心できそうな会社だなと感じました。 友人が以前こちらでお世話になったそうです。 そんな3...

つらつら 追記つき

Hi there, 今回は自分の気持ち整理です。 今はスコットランドのエジンバラにいます。 なぜかというと、友達がいたからです。 友達はTESOLコースを1年受講するために、 ほぼ同じタイミングで渡英して勉強してます。 目的も希望もなく、ただいる私は 本当に心底真剣に帰国を考えていましたが(何度も数え切れないほど) そのたびに私の応援団が励ましてくれて コロコロ気持ちが変わってます。 たしかに、人生のうちでこんなにも自由に あてもなくヨーロッパにいれることってないよなとは思います。 何が嬉しかったって 「Edinburghに来れば大丈夫。」 って友達が言ってくれたことです。 「ここにくれば、周りの友達も一緒に君のこと助けてあげるから安心して」と。 実際は、部屋も決まらず、仕事もどうなるかわからないけど 言われて正直、そんなに甘くないよと思ったけど でも、「大丈夫」ってきっと言ってほしかったんだと思いました。 実際そこまで親身になってくれてありがたい。 不思議なもので、言葉一つで人間持ち直せるもんだなと。 まだ1か月も経ってないのに 帰国を考えていますが、やっぱちょっと早すぎるよな。 できれば、何か一つは、「よかった」と思える何かを残したい。 そして、仕事がもしかしたら見つかるかもしれなくて、 それはジャパレスなんですが、 ジャパレスではもう働かなくてもいいかなとも思ったんですが ・何が何でもここに住みたい!からなんでもする ・とりあえずしたいことをしたい!から仕事探しをあきらめない ・どちらもゆずれないから頑張る! で、今はまたいつも通りの、 「なんでもいいからあればする、できることをする」 になっちゃってるんですよね。 経験はあるし、知識もある日本食分野は私にとって一番ハードルが低い。 やってみたいカフェは、経験はあるけど、心もとない。 欲張って、どっちもつかむ!っていうのがなかなか出来ていない自分は なかなか変わらないのがもどかしい。 ...