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離乳食はなぜ大事なのか②コップで飲ませよう@勉強中

Hi there,

イギリス生活も残すところあとわずかになってきました

Loveです。

随分前にまとめようとして

まとめきれずに挫折していた記事に再挑戦しようと思います。


離乳食のときからコップ飲みの練習をしましょう♪


*****************************



食べる機能の獲得には、「捕食」が大事です。
さらに離乳食を捕食促すようにサポートできれば
舌や下あごが前進します。

これにより舌の筋肉が発達し低位舌の予防につながります。 

ポカン口の低位舌の予防は離乳食の与え方
(舌や下あごを使わせるやり方)

が深く関係しています。


ここで「低位舌」とは何なのか。 


皆さんは舌が正しい位置にあるか

意識したことがありますか?


口を閉じているときに舌の位置が下の歯の裏につくようだと

低位舌です。

舌の両端に歯型がある方は低舌位である可能性が高いようです。







口呼吸になるポカン口であり、

風邪をひきやすかったり

いびきの原因、睡眠時無呼吸症候群、歯並び、滑舌、

高齢者で唾液が十分に出ずに喉につまりやすかったりなど

いいことは全くありません。

本来は口を閉じているときは

舌の先が上あごと歯の付け根あたりにあるはずらしいのです。


私は低舌位でしたがこれは意識することでましになりました。

幼稚園の頃「ぞうさん」が言えなかったなと思い出しました。

これも舌の筋肉が弱い結果だそうです。



改善策として「あいうべ体操」は有名です。


口唇で上手に捕食できない健常児。
その理由は、離乳食を口の中に入れて与えていたためだろう。
捕食をさせなかったことが上口唇の動かない原因だ。

上口唇が伸びないと、どんな問題がでてくるだろう?
少し実験をしていただきたい。
今コップの水を飲むとする。
まずコップを下口唇につける。
その後、上口唇をどうするだろう?

前に伸ばしてコップの水面に触れる。
そして上下の口唇のわずかな隙間から、水をすすろうとする。
さらにその水を塊にまとめて、喉に送り嚥下する。
でも上口唇が動かないと、どうなるだろうか?
水を飲むためには、コップを傾けねばならない。
それに伴って、顔も上に向けなければならない。
そして、水を流し込むような飲み方になる。

しかも、口唇は取り込む量も調整している。
口が開いたままだと、一気に多量の水が流れ込む。
水を塊にまとめることができずムセてしまう。
そこで飲むためには、微妙な呼吸調整も必要となる。
上口唇が伸びないと水をすすれないことがわかる。


最近すすることができない子供が増えているらしいですね。

まず、ストローで飲んでくれるのは助かります。

こぼす心配が少ないからですね。

しかしこれは親の都合です。

大人になってストローを使えない人は滅多にいないように

急いで「練習する」必要はあるのかな?と思えます。


ちなみに私はいまだにストローで飲むほうが得意です。

そしてコップで飲むといまだにたまにこぼします。

幼少時、ストローばかり使っていたんだろうなと思えます。

唇を使っての捕食より

フォークを使って好んで食べていたような気もします。



また、ペットボトルもありました。

ペットボトルを飲む角度と勢いでコップを使うともちろんこぼします。

量を調節する上唇をそんなに使わなくても飲めるからかなと思います。


チェックポイント1
スプーンを口腔内に押し込んでいないか、ストロー、スパウトで飲み物を飲ませていないか


離乳食を食べさせる時は、スプーンを下唇に置いて、赤ちゃんが自ら上唇ではさんで食べるまで待つようにしなければなりません。

スプーンを口腔内に押し込んで離乳食を置いてくるように食べさせてしまったり、ストロー、スパウトを使用していると、正しい摂食・嚥下の機能を習得することができず、低位舌、口唇閉鎖不全、口呼吸といった歯並びや顎の成長に悪い影響を与える癖を発生させることになり、受け口や歯が萌えるのに十分な大きさまで顎の骨が成長できずに歯並びが悪くなる原因になることがあります。

チェックポイント2

 飲み物で流し込みをしない様に、一口ずつ食物だけで嚥下できる量を食べさせ、嚥下を確認してから次の一口に進んでいるか

飲み物で食物を流し込む様にして飲み込んでいると、異常嚥下癖(いじょうえんげへき)という飲食物を飲み込む時に舌が前歯を後ろから押してしまう癖になり上下の前歯が咬み合わなくなる開咬(かいこう)、受け口など歯並び・噛み合わせの異常の原因になることがあります。

大きなお口をあけてあーん

と言ってしまいがちですが、大きな口を開ける必要はありません。

というのも一口量を少なくするだけで、

咀嚼回数=かむ回数が増えることがわかっています。



幼児でほおばって噛まずに食べているのが気になる場合は

大きな大人用スプーンでなく、

ままごとで使うような小さなスプーンで

一口量ずつ食べさせてみましょう。





また、食卓に水分を置く習慣を見直してみましょう。

食事中に水がないと食べれないというのは唾液不足か

咀嚼嚥下が上手にできていない可能性はあります。


余談ですが、水分がほしくなるような

味付け(白ご飯がすすむ)というのは

味付けが濃い可能性があります。


食後にお茶を飲むというのは良いですが、

食事中にごくごく飲んで流し込まないようにし、

しっかり噛んでみましょう。



さらに、マグマグは良くないとよく聞きます。

ストローが口に入る部分が長いと、子供は乳首を吸うような方法で飲み込んでいる可能性がある。

それでは、舌の筋肉は鍛えられません。

上唇も使う必要がありません。

捕食や咀嚼に必要な筋肉が発達しなければ、

丸のみ、噛まない、噛めないなど起こるかもしれません。


かといって、水を毎回こぼされるのも困ります。

子供のためにはこぼれるけど

蓋なしストローなしのコップで飲むのがよい訓練になります。

家にいる間はせめてコップであげれるととてもよいです。

コップといってもオチョコくらいの大きさから始めましょう。


さらにまとめてあるサイト(HP)


**************************


調べていると奥が深くて知らないことばかりでした。

友人にストローとスパウトのどちらを使えばいいか

と聞かれたことがありますが

まずコップ飲み、

難しければ大きめのスプーンで水分を飲む練習から

始めるのも手です。

コップ飲みができるようになってから

ストローの練習をするのが良いでしょう。


コメント

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