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タルト姉妹のタルトタタン@小ネタ

Hi there,

冷夏のイギリスですが急に暑くなってきました。


フランス料理の得意なホストマザーですが

彼女の得意料理の中でも気になっていたのが

タルトタタンです。

なんでもフランス人に食べさせて

「どこで買ってきたの?」

と言わせたらしいのです。

イギリスを離れる前にどうしても食べたい!

と言って作ってもらいました。


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NHKさんでも紹介されていました。(HP)

フランスのデザート、タルトタタンですが

失敗から生まれた産物だったのです。


たーっぷりのバターとグラニュー糖を熱します。

これでカラメルを作るのです。


それから皮と芯を取り除いたリンゴに絡めます。


パイ生地をかぶせて

オーブンで焼きます。

なんともシンプル。

タルトタタン

そしてアップサイドダウン。

ひっくり返します。

この、リンゴがすべて上を向いているのがポイントのようです。

言い伝えによると、タルト・タタンが最初に作られたのは、19世紀後半のラモット=ボーヴロン(現在のロワール=エ=シェール県にある町)にあるホテル『タタン』においてであった。ホテルを経営していたのは、ステファニーとカロリーヌのタタン姉妹であった。有力な説によると、タルト・タタンを作ったのは、調理のほとんどを担当していたステファニーで、彼女はある日余分な仕事をした。彼女は、伝統的なアップルパイを作り始めたが、リンゴをバターと砂糖で炒めていたところ、長く炒めすぎてしまった。焦げるような匂いがしてきたので、ステファニーは失敗を何とか取り返そうと、リンゴの入ったフライパンの上にタルト生地をのせ、そのままフライパンごとオーブンへ入れた。焼けた頃にフライパンを出してひっくり返してみると、ホテルの客に出しても良いようなデザートができあがっていた。(ウィキペディア)

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ホストマザーが言うには

「アップルパイを作りたかったのに生地が足りなかったから片面で焼いてみた」

のが起源だそうで本当に所説あるようです。


ホストマザーはタルトタタン用のルクルーゼを持っていて

それに驚きましたが

加熱調理してからオーブンに入れることのできる必要です。


ほかほかの出来立てタルトタタンに

バニラアイスクリームを添えたくなりました。

念願のタルトタタン。

日本でも作りたいです♪



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(6個のBraeburnリンゴ、
100gのゴールデンカスターシュガー、
85gの無塩バター、
冷凍パイシート)



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