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日本で多くの妊婦さんが気にかけている
「妊娠中の体重増加」について
イギリス(NHS)の見解を見てみます。
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日本で多くの妊婦さんが気にかけている
「妊娠中の体重増加」について
イギリス(NHS)の見解を見てみます。
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Overweight and pregnant
肥満と妊婦
妊娠中の肥満は、妊娠糖尿病のような合併症にかかりやすくなります。
かかりつけの病院で妊婦と赤ちゃんの健康チェックをしてもらえるように、
出産まで予定通りに行いましょう。
BMIは体重と身長のバランスをみるものですが、
妊娠すると正確な数値でないかもしれません。
BMIが25から29.9の方は、過体重です。
BMIが30以上だと、超過体重で肥満です。
もし肥満気味であれば、母体と赤ちゃんがすくすく育つよう
一番の方法は、妊娠前に減量することです。
健康体重に近づけることで、自然に妊娠しやすくし、
過体重のために起こうる合併症のリスクを下げてくれます。
主治医に減量方法を相談しましょう。
専門医に紹介状を書いてもらうこともできます。
( Find out about losing weight before you become pregnant.)
もし減量する前に妊娠した場合は、
心配しなくても大半の肥満気味の女性でも普通に妊娠し、
健康な赤ちゃんを授かっています。
しかし、肥満のままでいると、
赤ちゃんと母親両方への合併症のリスクは高いままです。
もしあなたが肥満気味であるなら(BMIが30以上)、
安全でないかもしれないので
妊娠中に減量しないようにしないでください。
妊娠中の減量が合併症のリスクを減らすという確証がないからです。
赤ちゃんと母体の健康のために最適な方法は、
助産師や医師など専門スタッフからのアドバイスを
受けながら出産を迎えることです。
彼らは母体の体重によって起こりうるリスクを管理し、
何らかの問題があっても予防、対処ができます。
また、健康的な食事、毎日の運動も重要です。
栄養士や他の専門職を紹介してもらい、
妊娠中の食事や運動量など個人的なアドバイスを受けたほうが良いでしょう。
妊娠中に体を動かすことは赤ちゃんに害はありません。
(Read about how to have a healthy diet while pregnant. /過去記事)
健康的に食べることと
(妊婦が避けたほうが良い食事について理解したうえで)
ウォーキングやスイミングなどの運動は全ての妊婦にとって良いことです。
妊娠前にあまり運動していなければ、
新しい運動を始める前に助産師や医師に相談するのはよいことです。
エアロビクス(スイミングやランニングなど)を始めるのであれば、
インストラクターに妊婦であることを伝えましょう。
15分以内の運動を1週間に3回から始めます。
徐々に30分の幅に伸ばしていきます。
運動は激しければよいというわけではありません。
一般的に、妊婦であれば運動中に会話が続けられる程度がよく、
会話をしていて息苦しくなるような運動は激しすぎます。
(Find out more about exercising while pregnant./過去記事)
肥満の場合は帝王切開になる可能性が高くなります。
そのため痛みの緩和の相談を麻酔科医と相談します。
出産方法を助産師や医師と相談し、自宅分娩や水中分娩??に
(水中で出産というのもあるんですね!!)
何か安全面での懸念があるか聞いてみましょう。
なぜなら、肥満の女性は帝王切開で出産する傾向があるので、
何かあったときのために素早く対応できる病院のほうが安心だからです。
(Find out more about your options on where to give birth.)
過体重は妊婦と赤ちゃんの合併症のリスクをあげます。
BMIが高ければ高いほどリスクは高くなります。
具体的には、
赤ちゃんの問題は、早産(37週より前)、死産のリスクの高くなります。
イギリスでは200人に1人、BMI30以上で100人に1人。
脊椎二分症などの神経管閉鎖障害のリスクも高まります。
イギリスで1,000人に1人のところ、BMI40以上でBMI30未満の女性の3倍もリスクがあります。
これらの問題は肥満であるかどうかに関係なくどの女性にも起こりえます。
リスクが高くなることは確かですが、
BMIが30を超えていてもほとんどの肥満の女性は
健康な赤ちゃんを授かっていることを覚えておいてください。
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日本より詳しくわかりやすく書いてくれている気がします。
誰しもにこれらのリスクはあるものの、
妊娠時の体重や妊婦の体格によってリスクの高さが変わります。
具体的な数字はこちらから→②
自分の身に起こらないとなかなか意識しないことかもしれませんが
それを知っているかどうかも大事なことだなぁと思いました。
次は、どのくらい体重が増えてもいいものなのかを読んでみます。
かかりつけの病院で妊婦と赤ちゃんの健康チェックをしてもらえるように、
出産まで予定通りに行いましょう。
Your weight before you get pregnant
妊娠前の体重管理
妊娠前に、もし肥満気味であるならBMI(BodyMassIndex)で確認しましょう。BMIは体重と身長のバランスをみるものですが、
妊娠すると正確な数値でないかもしれません。
BMIが25から29.9の方は、過体重です。
BMIが30以上だと、超過体重で肥満です。
もし肥満気味であれば、母体と赤ちゃんがすくすく育つよう
一番の方法は、妊娠前に減量することです。
健康体重に近づけることで、自然に妊娠しやすくし、
過体重のために起こうる合併症のリスクを下げてくれます。
主治医に減量方法を相談しましょう。
専門医に紹介状を書いてもらうこともできます。
( Find out about losing weight before you become pregnant.)
もし減量する前に妊娠した場合は、
心配しなくても大半の肥満気味の女性でも普通に妊娠し、
健康な赤ちゃんを授かっています。
しかし、肥満のままでいると、
赤ちゃんと母親両方への合併症のリスクは高いままです。
Your weight during pregnancy
妊娠中の体重管理
もしあなたが肥満気味であるなら(BMIが30以上)、
安全でないかもしれないので
妊娠中に減量しないようにしないでください。
妊娠中の減量が合併症のリスクを減らすという確証がないからです。
赤ちゃんと母体の健康のために最適な方法は、
助産師や医師など専門スタッフからのアドバイスを
受けながら出産を迎えることです。
彼らは母体の体重によって起こりうるリスクを管理し、
何らかの問題があっても予防、対処ができます。
また、健康的な食事、毎日の運動も重要です。
栄養士や他の専門職を紹介してもらい、
妊娠中の食事や運動量など個人的なアドバイスを受けたほうが良いでしょう。
妊娠中に体を動かすことは赤ちゃんに害はありません。
(Read about how to have a healthy diet while pregnant. /過去記事)
Eating and exercise
食事と運動
健康的に食べることと
(妊婦が避けたほうが良い食事について理解したうえで)
ウォーキングやスイミングなどの運動は全ての妊婦にとって良いことです。
妊娠前にあまり運動していなければ、
新しい運動を始める前に助産師や医師に相談するのはよいことです。
エアロビクス(スイミングやランニングなど)を始めるのであれば、
インストラクターに妊婦であることを伝えましょう。
15分以内の運動を1週間に3回から始めます。
徐々に30分の幅に伸ばしていきます。
運動は激しければよいというわけではありません。
一般的に、妊婦であれば運動中に会話が続けられる程度がよく、
会話をしていて息苦しくなるような運動は激しすぎます。
(Find out more about exercising while pregnant./過去記事)
Your care in pregnancy
妊娠中のケア
もし減量前に妊娠したら、妊娠糖尿病の検査をしましょう。肥満の場合は帝王切開になる可能性が高くなります。
そのため痛みの緩和の相談を麻酔科医と相談します。
出産方法を助産師や医師と相談し、自宅分娩や水中分娩??に
(水中で出産というのもあるんですね!!)
何か安全面での懸念があるか聞いてみましょう。
なぜなら、肥満の女性は帝王切開で出産する傾向があるので、
何かあったときのために素早く対応できる病院のほうが安心だからです。
(Find out more about your options on where to give birth.)
Risks to you of being overweight in pregnancy
妊娠中に体重が増えすぎた場合のリスク
BMIが高ければ高いほどリスクは高くなります。
具体的には、
- 流産:12週より前の流産リスクは20%、BMI30以上で25%
- 妊娠糖尿病:BMI30以上でBMI30未満の3倍かかりやすくなります。
- 妊娠高血圧症候群(子癇予備軍):妊娠初期にBMI35以上でBMI25未満の2倍かかりやすくなります。
- 血栓:全ての妊婦が妊娠していない女性に比べてリスクが高くなり、BMI30以上でさらにリスクが高くなります。
- 肩甲難症:(赤ちゃんの肩がひっかかり頭より下が引き出せない)
- 分娩後出血(通常より多い量):赤ちゃんが4㎏を超えていて、BMIが20~30の女性で7/100人、BMI30以上で14/100人
- 緊急帝王切開
イギリスでは200人に1人、BMI30以上で100人に1人。
脊椎二分症などの神経管閉鎖障害のリスクも高まります。
イギリスで1,000人に1人のところ、BMI40以上でBMI30未満の女性の3倍もリスクがあります。
これらの問題は肥満であるかどうかに関係なくどの女性にも起こりえます。
リスクが高くなることは確かですが、
BMIが30を超えていてもほとんどの肥満の女性は
健康な赤ちゃんを授かっていることを覚えておいてください。
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誰しもにこれらのリスクはあるものの、
妊娠時の体重や妊婦の体格によってリスクの高さが変わります。
具体的な数字はこちらから→②
自分の身に起こらないとなかなか意識しないことかもしれませんが
それを知っているかどうかも大事なことだなぁと思いました。
次は、どのくらい体重が増えてもいいものなのかを読んでみます。
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