スキップしてメイン コンテンツに移動

赤ちゃんが食べないほうがいいもの(Foods to avoid giving babies and young children)@NHS

Hi there,

今日からペンキ塗りをしているLoveです。

というのも、イギリスでは大掃除をするのは年末ではなく春先のようです。

急に思い立って現在1週間以上かけて大掃除の真っ最中です。

(大げさかもしれないけど10年ぶりくらいらしい)


さて、今回もイギリスのNHSの記事からです。

赤ちゃんの食事で与えないものです。

*****************************

Foods to avoid giving babies and young
children
赤ちゃん(子ども)が食べないほうがいいもの




塩 Salt 


赤ちゃんは、腎臓に良くないので塩をあまり摂るべきではありません。

赤ちゃんの食事や調理中の水にも塩を加えないでください。

さらに、うまみ調味料や、グレイビーにもしばしば高塩分が含まれているので使わないでください。

もし赤ちゃんに家族と同じ食事を与えようとしているなら、

料理中にこのことを思い出してください。



塩分が多いので避けたほうがよい食べ物

  • ベーコン
  • ソーセージ
  • 塩分がかかったフライドポテト
  • クラッカー
  • ポテトチップス
  • インスタント食品、出来合いの惣菜など
  • 持ち帰り食品



砂糖 Sugar



赤ちゃんに砂糖は必要ありません。

甘いお菓子や飲み物(フルーツジュースや果汁入り飲料を含む)を避けると

虫歯予防にもなるでしょう。



飽和脂肪酸 Saturated fat

子どもに飽和脂肪酸をたくさん含む食品をあげすぎないようにしましょう。

ポテトチップス、ビスケット、ケーキ類などです。

成分表示のラベルを見て、飽和脂肪酸の少ないものを選びましょう。



補足 (参照;NHSの記事より)
飽和脂肪酸の摂りすぎによってコレステロール値があがり、
循環器系の疾患にかかりやすくなります。

  • バター、ギー、スェット、ラード、ココナッツオイル、パーム油
  • ケーキ類
  • ビスケット
  • 肉の脂身
  • ソーセージ
  • ベーコン
  • サラミ、チョリソー、パンチェッタ
  • チーズ
  • 菓子パン類(パイ、キッシュ、ソーセージロール、クロワッサン)
  • クリーム類、サワークリ―ム
  • ココナッツミルク、ココナッツクリーム
  • ミルクシェイク
  • チョコレート、チョコレートクリーム


はちみつ Honey


はちみつには、赤ちゃんの腸で毒素を産生する

ボツリヌス菌が含まれている可能性があり、

これにより深刻な病気にかかってしまうかもしれません。


1歳になるまで、ハチミツは与えないようにしましょう。

ハチミツはまた、砂糖の一種なので避けることで虫歯予防にもなるでしょう。



ピーナッツやナッツ類 Whole nuts and peanuts



ピーナッツやナッツ類をそのまま5歳より下の子供にあげるべきではありません。

窒息してしまう可能性があります。


赤ちゃんには6カ月からあげることができますが、

砕いたり潰してあったり、滑らかなピーナッツバターなどであればです。

家族にもしアレルギーがあったり、過去にアレルギーの心配があれば

与える前に主治医に相談しましょう。





いくつかのチーズ Some cheeses


チーズは赤ちゃんや子供の健康的でバランスの良い食事の一部であり、

カルシウムやたんぱく質、ビタミン類もとれます。


赤ちゃんは、6カ月から低温殺菌された全脂肪のチーズを食べれます。

これは、マイルドチェダーチーズ、カッテージチーズやクリームチーズなどのハードチーズを含みます。

赤ちゃんや幼児は、ブリ―やカマンベールなど柔らかい熟成カビチーズ、

ヤギチーズ、ロックフォールなどの柔らかい青カビ熟成チーズは

食べるべきではありません。

高確率でリステリア菌というバクテリアに感染してしまう可能性があります。

多くのチーズは低温殺菌されていないミルクから作られています。

リステリア菌を考えると食べるのを控えたほうが良いでしょう。


成分表示を見ると、低温殺菌されたミルクから作られているか確認できるでしょう。

しかし、これらのチーズは加熱処理をすれば材料に取り入れることができるでしょう。



生・半熟卵 Raw and lightly cooked eggs


赤ちゃんは6カ月から卵を食べれます。


もし卵が鶏の卵で、レッドライオンマークがあるか、

箱に”British Lion Quality”の印字があれば、

生・半熟であっても食べれます。(例えば手作りマヨネーズなど)


レッドライオンマークのない鶏の卵は白身と黄身が硬くなるまで調理したほうがよいです。アヒルやガチョウ、ウズラの卵も同様です。

レッドライオンマークかどうかわからない卵を使ってあるものを避けましょう。
卵を使った加熱していないデザート、ホームメイドのアイスクリーム・マヨネーズなどです。



ライスドリンク Rice drinks


5歳より下の子供は、

母乳や粉ミルクの代替として

米由来の飲料を飲まないほうがよいでしょう。

許容量を超えたヒ素を含んでいる可能性があるためです。
(また、1歳を過ぎてから牛乳はあげるようにしましょう。)

ヒ素は自然界にあり、食べ物や水を通して摂取しています。


米は他の穀物に比べてヒ素を多く吸収している傾向にありますが、

米を食べてはいけないという意味ではありません。


EUでは、米と米製品の無期ヒ素基準値の上限量を設定しており、

子供たちにはさらに厳しく設定してあります。


子どもがすでにライスドリンクを摂取していたとしても気にしないでください。

すぐに何かが起こるというリスクはありませんが、

他の牛乳に切り替えるのをおすすめします。





ゼリー Raw jelly cubes

ローゼリーキューブは子供や赤ちゃんが窒息する可能性があります。

もしゼリーキューブからゼリーを作るのであれば、

製造会社の作り方の指示に必ず従ってください。

生の貝類 Raw shellfish

生や、半生の貝類(ムール貝、あさり、カキなど)は、

食中毒の可能性が増えるので、赤ちゃんには与えないようにしましょう。



サメ、メカジキ、カジキ Shark, swordfish and marlin


赤ちゃんにサメ、メカジキ、カジキを与えてはいけません。

これらの魚には水銀が多く含まれており、

発達に悪影響を及ぼす可能性があります。



*****************************


厚生労働省のホームページにも探せば

こういった情報があるのでしょうか。

今のところ見たことはありません(><)


参考にさせてもらうことの多いサイト

簡潔にかいてありました。


日本らしい、かまぼこやこんにゃくが登場しています。

日本らしいといえば、漬物類やふりかけ類もありますね。



あまり飽和脂肪酸のことや

水銀のことまで言わないような気もしますが

大人にとっても大切なことなので

知っておいて損はないかと思います。


1歳あたりから離乳食に疲れて一気に大人用の食事に切り替える

ご家庭もあります。

中には「うちは味付けが濃いと思います」といわれる方や

「子どもに合わせて全体が薄味になりました」と言われる方など

本当に様々です。


食べれるものがだんだん増えてきて

家族と同じものを食べられる喜びはとても大切な成長ですが

注意するべきところだけは

しっかりおさえておきたいものです。


コメント

このブログの人気の投稿

赤ちゃんの歯の手入れについて②(Looking after your baby's teeth)@NHS

Hi there, 私も気になる「赤ちゃんの歯」問題についての続きです。 今回は虫歯がメインです。 イギリスの公的機関NHSの記事を読んでみました。 ***************************** Looking after your baby's teeth 赤ちゃんの歯の手入れについて② Sugar and tooth decay 砂糖と虫歯の関係について 砂糖は虫歯を引き起こします。 お菓子やジュースに含まれる砂糖だけでなく、 どのくらいの期間、頻度で砂糖に接触しているかも関係します。 飴や哺乳便に入れたジュースは特に害が大きく、 それは歯が砂糖に浸かっている時間が長いからです。 フルーツジュースや清涼飲料水に含まれる酸は同様に歯を傷つける可能性があります。 果物や牛乳に含まれる天然の糖分については 虫歯の原因にはなりにくいので、 これらの糖分を減らす必要はありません。 How to cut down sugar in your child's diet 子どもの食事から糖分を減らす方法 これらのヒントは子どもの食事から食事を減らし、虫歯予防に役立つでしょう。 ・砂糖入りの飲料を飲ませない。  子どもに最適な飲み物は、ただの牛乳と水です。 ・母乳の搾乳、粉ミルク、冷めた水に哺乳瓶を使うのは良いです。  しかし、ジュースや当分入りの飲料を哺乳瓶で与えると虫歯になりやすくなります。 ・6カ月から、蓋なしのコップを使わせることができます。 ・離乳食が始まったら、砂糖なしの飲料と、おやつではない食事を与えられます。  ベビーフードを使う場合はどんなものでも砂糖が入っていないか表示を確認しましょう。(参照; food labels ) ・甘い食べ物やフルーツジュースをあげたいのなら、食事中にだけ与えます。ジュース1に対して10倍の水で薄めたものを与えるということを覚えておきましょう。子供は1日で150㎖以上のジュースを飲むべきではありません。 ・子どもにお菓子を与えないでください。  家族や友達にも同様にお願いしておきましょう。シール、髪の毛いじり、お絵かき、色塗り、シャボン玉など他のものを与えます。お菓子より高価かもしれませ...

リゾートバイトについて@小ネタ

Hi there, 日本に帰国してイギリスにいたのがまるで夢だったかのような 現実生活に戻ってきました。 これからの生活の資金を貯めるべくリゾートバイトに挑戦しようとしているところです。 3社登録して求人紹介をしてもらい、 そこで気が付いたことを残しておこうと思います。 ************************** まず、私が登録をすませたのは 「アルファリゾート」 「ヒューマニック」 「グッドマンサービス」 の3社です。 グッドマンサービス さんは、ネット上のマイページに記載してあります。 1度に10ー15件ほど紹介してくださいました。 時給が高いところがメリットです。 あくまでも紹介をいただく感じで、問い合わせをしたときも「何か聞きたいことはありますか」と聞かないと教えてくれない・・・感じでした。 紹介してもらった求人を問い合わせても採用は難しいと思うとか、紹介されたものでなく一般に公開されている求人を問い合わせると未経験OKと書いてあっても未経験NGであったりと、実際に聞いてみないとわからないんだなとがっかりしました。 勇気を出して問い合わせしても、そういう感じなので採用してもらうのは難しいかなと自信を失いました。 後々調べてみると対応があまりよくないと書いてあるサイトがあって妙に納得してしまいました。 アルファリゾート さんは、求人をメールに資料を添付して送ってくださいます。 1度に6件送ってくださいました。 電話が頻回あり、親切で丁寧な対応をしてくださいました。 自信を失っていたのですが、時期も場所も求人はありますよと前向きに紹介してくださいました。 ヒューマニック さんもは、メールにPDFのURLを記載して送ってくださいます。 1度に15件ほど送ってくださいました。 電話が頻回あり驚くほど対応がよく、電話で口頭で伝えたことを入力してくださいました。求人紹介も隅から隅まで詳しすぎてびっくりしました。 求人紹介の対応もよく、働き出してからも安心できそうな会社だなと感じました。 友人が以前こちらでお世話になったそうです。 そんな3...

Workawayとは@Workaway

Hi there, 何度もお世話になっている Workaway (ワーカウェイ) 。 まだまだ浸透していないし知らない人も多いこちらについて書こうと思います。 このブログを読んでくださっている方がいたら 「危険😨」と思われているかもしれませんが、 やっとおススメできるような状態になりました。 2019年2月現在、体験数は 5 件です。 ***************************** Wokaway とは The world's leading community for sustainable travel and cultural exchange. Promoting Volunteering, Family Exchanges, Homestays, Farmstays, Working Holidays, Travel Buddies, Language Learning and Cultural Exchange. つまり、ホームステイをさせてもらいます。 通常ホームステイをすると高額な料金を仲介業者に支払います。 (カナダのHalifaxでは4週間で750か800ドルでした。) こちらはそういった金銭授受はなく、 労働力を対価にホストが宿泊場所と食事の提供をしてくれます。 条件は各家庭によりけりなので 拘束時間や休日、食事の有無、内容、部屋の状況、仕事内容など さまざまです。 例えば、大工仕事ができるひと募集というのもあれば ファーム、ベビーシッター希望、言語交換など様々です。 サイトをご覧になればお分かりのとおり、 気になる地域、キーワードなどを入れ検索し レビューなども見れるため検索しやすいです。 Workawayのメリット ・金銭面 やはり金銭的な面は大きいです。 住居費と食費、光熱費などが出費の大半を占めるからです。 基本的にかかるのは現地までの交通費と日用品などの生活費、旅行費です。 ...