赤ちゃんが食べないほうがいいもの(Foods to avoid giving babies and young children)@NHS

Hi there,

今日からペンキ塗りをしているLoveです。

というのも、イギリスでは大掃除をするのは年末ではなく春先のようです。

急に思い立って現在1週間以上かけて大掃除の真っ最中です。

(大げさかもしれないけど10年ぶりくらいらしい)


さて、今回もイギリスのNHSの記事からです。

赤ちゃんの食事で与えないものです。

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Foods to avoid giving babies and young
children
赤ちゃん(子ども)が食べないほうがいいもの




塩 Salt 


赤ちゃんは、腎臓に良くないので塩をあまり摂るべきではありません。

赤ちゃんの食事や調理中の水にも塩を加えないでください。

さらに、うまみ調味料や、グレイビーにもしばしば高塩分が含まれているので使わないでください。

もし赤ちゃんに家族と同じ食事を与えようとしているなら、

料理中にこのことを思い出してください。



塩分が多いので避けたほうがよい食べ物

  • ベーコン
  • ソーセージ
  • 塩分がかかったフライドポテト
  • クラッカー
  • ポテトチップス
  • インスタント食品、出来合いの惣菜など
  • 持ち帰り食品



砂糖 Sugar



赤ちゃんに砂糖は必要ありません。

甘いお菓子や飲み物(フルーツジュースや果汁入り飲料を含む)を避けると

虫歯予防にもなるでしょう。



飽和脂肪酸 Saturated fat

子どもに飽和脂肪酸をたくさん含む食品をあげすぎないようにしましょう。

ポテトチップス、ビスケット、ケーキ類などです。

成分表示のラベルを見て、飽和脂肪酸の少ないものを選びましょう。



補足 (参照;NHSの記事より)
飽和脂肪酸の摂りすぎによってコレステロール値があがり、
循環器系の疾患にかかりやすくなります。

  • バター、ギー、スェット、ラード、ココナッツオイル、パーム油
  • ケーキ類
  • ビスケット
  • 肉の脂身
  • ソーセージ
  • ベーコン
  • サラミ、チョリソー、パンチェッタ
  • チーズ
  • 菓子パン類(パイ、キッシュ、ソーセージロール、クロワッサン)
  • クリーム類、サワークリ―ム
  • ココナッツミルク、ココナッツクリーム
  • ミルクシェイク
  • チョコレート、チョコレートクリーム


はちみつ Honey


はちみつには、赤ちゃんの腸で毒素を産生する

ボツリヌス菌が含まれている可能性があり、

これにより深刻な病気にかかってしまうかもしれません。


1歳になるまで、ハチミツは与えないようにしましょう。

ハチミツはまた、砂糖の一種なので避けることで虫歯予防にもなるでしょう。



ピーナッツやナッツ類 Whole nuts and peanuts



ピーナッツやナッツ類をそのまま5歳より下の子供にあげるべきではありません。

窒息してしまう可能性があります。


赤ちゃんには6カ月からあげることができますが、

砕いたり潰してあったり、滑らかなピーナッツバターなどであればです。

家族にもしアレルギーがあったり、過去にアレルギーの心配があれば

与える前に主治医に相談しましょう。





いくつかのチーズ Some cheeses


チーズは赤ちゃんや子供の健康的でバランスの良い食事の一部であり、

カルシウムやたんぱく質、ビタミン類もとれます。


赤ちゃんは、6カ月から低温殺菌された全脂肪のチーズを食べれます。

これは、マイルドチェダーチーズ、カッテージチーズやクリームチーズなどのハードチーズを含みます。

赤ちゃんや幼児は、ブリ―やカマンベールなど柔らかい熟成カビチーズ、

ヤギチーズ、ロックフォールなどの柔らかい青カビ熟成チーズは

食べるべきではありません。

高確率でリステリア菌というバクテリアに感染してしまう可能性があります。

多くのチーズは低温殺菌されていないミルクから作られています。

リステリア菌を考えると食べるのを控えたほうが良いでしょう。


成分表示を見ると、低温殺菌されたミルクから作られているか確認できるでしょう。

しかし、これらのチーズは加熱処理をすれば材料に取り入れることができるでしょう。



生・半熟卵 Raw and lightly cooked eggs


赤ちゃんは6カ月から卵を食べれます。


もし卵が鶏の卵で、レッドライオンマークがあるか、

箱に”British Lion Quality”の印字があれば、

生・半熟であっても食べれます。(例えば手作りマヨネーズなど)


レッドライオンマークのない鶏の卵は白身と黄身が硬くなるまで調理したほうがよいです。アヒルやガチョウ、ウズラの卵も同様です。

レッドライオンマークかどうかわからない卵を使ってあるものを避けましょう。
卵を使った加熱していないデザート、ホームメイドのアイスクリーム・マヨネーズなどです。



ライスドリンク Rice drinks


5歳より下の子供は、

母乳や粉ミルクの代替として

米由来の飲料を飲まないほうがよいでしょう。

許容量を超えたヒ素を含んでいる可能性があるためです。
(また、1歳を過ぎてから牛乳はあげるようにしましょう。)

ヒ素は自然界にあり、食べ物や水を通して摂取しています。


米は他の穀物に比べてヒ素を多く吸収している傾向にありますが、

米を食べてはいけないという意味ではありません。


EUでは、米と米製品の無期ヒ素基準値の上限量を設定しており、

子供たちにはさらに厳しく設定してあります。


子どもがすでにライスドリンクを摂取していたとしても気にしないでください。

すぐに何かが起こるというリスクはありませんが、

他の牛乳に切り替えるのをおすすめします。





ゼリー Raw jelly cubes

ローゼリーキューブは子供や赤ちゃんが窒息する可能性があります。

もしゼリーキューブからゼリーを作るのであれば、

製造会社の作り方の指示に必ず従ってください。

生の貝類 Raw shellfish

生や、半生の貝類(ムール貝、あさり、カキなど)は、

食中毒の可能性が増えるので、赤ちゃんには与えないようにしましょう。



サメ、メカジキ、カジキ Shark, swordfish and marlin


赤ちゃんにサメ、メカジキ、カジキを与えてはいけません。

これらの魚には水銀が多く含まれており、

発達に悪影響を及ぼす可能性があります。



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厚生労働省のホームページにも探せば

こういった情報があるのでしょうか。

今のところ見たことはありません(><)


参考にさせてもらうことの多いサイト

簡潔にかいてありました。


日本らしい、かまぼこやこんにゃくが登場しています。

日本らしいといえば、漬物類やふりかけ類もありますね。



あまり飽和脂肪酸のことや

水銀のことまで言わないような気もしますが

大人にとっても大切なことなので

知っておいて損はないかと思います。


1歳あたりから離乳食に疲れて一気に大人用の食事に切り替える

ご家庭もあります。

中には「うちは味付けが濃いと思います」といわれる方や

「子どもに合わせて全体が薄味になりました」と言われる方など

本当に様々です。


食べれるものがだんだん増えてきて

家族と同じものを食べられる喜びはとても大切な成長ですが

注意するべきところだけは

しっかりおさえておきたいものです。


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