パンケーキの日@イギリスの食事情

Hi there,

久しぶりにイギリスの食文化について書けそうです、Loveです。

今回は、日本人も大好きなあれです。

2019年3月5日は「パンケーキの日」でした。

ところが日本人が思うパンケーキとはまた違います。

それにまつわるクレイジーなお祭りもあります。

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まず、パンケーキ・デイとは、「Shrove Tuesday」と呼ばれ、

ただの行事ではなく、歴史的にも文化的にもとても重要なイベントだそうです。

イースターサンデーの47日前に行われるため毎年日にちが異なるそう。



そんな、大事なイベントだというわりに

すっかり忘れていたホストマザーです。

ラジオを聞いていて思い出したのです。

それから私もラジオを聞いていましたが、他にネタがないのかというくらい

パンケーキ一色の話題でした。



さて、イギリスのパンケーキですが

日本で一昔前にはやったパンケーキとは違います。

あの生クリームがこんもりのったものではありません。


なにこれ?そうです。

ひっくり返しそこねたブリティッシュ・パンケーキです。



メープルシロップをたっぷり、かけません。

レモンを絞ってレモン汁を豪快にたらし、

カスターシュガー(きめの細かい砂糖)をばさっとかけます。 



生地はいたってシンプルです。

・小麦粉 100g
・牛乳  300cc
・卵   1個
・塩
・油かバター

これを混ぜて1時間は寝かせるそうです。

水分量が多いので、焼けるのかなとは思っていましたが

寝かせてもフライパンにこびりついて

上記の写真のようになりました。

レシピ通りでしたが、

もうこのレシピでは作らないとホストマザーは言っていました。
(ホストマザーの持っているレシピ本を見ました)




もはやクレープに近い薄さです。


なんとイギリス式のパンケーキは、

フライパンから離れくるっと空中を舞い

ひっくり返さないといけないのです。



この動画の中でパンケーキレースも紹介されていますが、

レース中ももちろん、ひっくり返さないといけないのです。

何のために?と思ってしまいますが(笑)



でも味は、間違いなくおいしかったです。

シンプルながら、クセになる絶妙な塩梅です。




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