不正咬合を予防する子育て10カ条(新生児期・乳幼児期編)@小ネタ

こんにちは、Loveです。


妹が生後4カ月頃の子育てに奮闘中でして

巷で情報を仕入れてくるのですが

きっと情報量が多くて

情報が錯綜している印象を受けました。


興味をもって調べた情報を少しでも

興味のある方と共有できたらいいなと

常々思っておりましたが

準備もままならぬまま

静岡でちょっとした情報交換を兼ねた

座談会でも開催できればな

というお話が出ております。(ビックリ!!)



さて、今回は素敵な10箇条を見つけたのでご紹介です。

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「不正咬合を予防する子育て10カ条・新生児期・乳幼児期編」


第1条 赤ちゃんの頭がのけぞらないよう、背中をゆるやかに丸く抱っこします。

赤ちゃんは、お母さんのお腹の中ではWM型でいますが、これを抱っこの基本の形とします。
上半身がW型、足がM型
赤ちゃんの頭が後ろにガクンと落ちるのけぞるような姿勢は、口がぽかんと開いて口呼吸の姿勢になります。

脚をカエルのようにM字に開き、背中をゆるやかにまるく安定するように抱っこすると、赤ちゃんの口は自然に閉じ、鼻呼吸できるのです。

赤ちゃんの体は柔らかく、同じ姿勢で長時間いることのないように、授乳中、睡眠中、添い寝中気を付けます。

(関連記事;抱っこ紐について



第2条 赤ちゃんを寝かせる時はうつ伏せ寝や横向けにしません。

長時間眠る赤ちゃんは、うつぶせ寝や横向き寝で頭やあごに偏った力がかかり、発育、歯並びを歪ませます。口呼吸を促してしまいます。



第3条 ハイハイを十分にさせます。

ハイハイは、頭を支える背骨を鍛えます。

体幹を育てるうえでも大変重要です。

赤ちゃんは頭が重く、頭を支える首や背骨を鍛えることが大切です。

脚の発育のためにもハイハイが有効です。

早く立てば、早く成長しているような気がしますが、

理想としては

首すわり→寝返り→ハイハイ→お座り→つかまり立ち→あんよ

と段階を経ることです。

段階をスキップして早く歩きだした場合は、

はだしで四つん這いになる等の遊びをふやし、

背骨を育てます。

自然な鼻呼吸はまずは正しい姿勢であることです。

足の指をまっすぐに育て、

5本の指で体重を支えることで、

正しい姿勢を保てるのです。

家の中では靴下は履かずに裸足で過ごし、

足指をよく育てます。




第4条 大きな口を開けて深く乳房をとらえてお乳を飲ませます。


母乳を飲むときには、赤ちゃんがしっかり口を開けて深くおっぱいを加えていることが大切です。

ただ飲んでいるだけではなく、口周りの舌や筋肉を使ってしごきながら液体を飲み込む練習をしています。

母乳栄養でなくても、母乳に近いような人口乳首を使いましょう。

授乳は大切な赤ちゃんとの触れ合いの時間です。卒乳は一人歩きができる頃を目安にします。


第5条 赤ちゃんの唇、口の中も積極的に触れ、

授乳後には口の中を清潔に保つようぬぐいます


口の周り、口の中、舌は敏感です。

この敏感さを和らげ、食べ物やスプーン、
歯磨きの受け入れをスムーズにします。


頬、唇、口の中もスキンシップとして触りましょう。指しゃぶりやおもちゃなめは指や口をふんだんに使う作業です。赤ちゃんが興味を示せば積極的にしゃぶらせます。

授乳や離乳食後には口の中を清潔に保つ習慣をつけるために、ガーゼや綿棒で汚れをぬぐいましょう。



第6条 離乳食は月齢ではなくお座りができるようになり、

食事に興味を示すようになってから始めます。


頭を自分で支えるお座りができることで、しっかり噛むことができるようになります。

家族が食べている様子に興味を示し、よだれを出したり、手を出して食べることに興味を示すようになれば離乳食を始めるサインです。


離乳食といえば、「早くあげたい!」という人もいれば、「面倒だわ・・・」という人もいますが、食べるために口の使い方を訓練して獲得していく大切な時期です。

赤ちゃんのお口の状態に合わせて、離乳食の形態をすすめます。


発育には個人差が大きく、教科書通りにはいかないことばかりですが、慌てることなくお口の機能の段階的な発育を育みます。

(関連記事;なぜ離乳食が重要なの


第7条 食事中の椅子は足の裏が接地するようにします。


現在は色々な便利グッズが右往左往していますが、まずは、お子さんの椅子が適切であるかは足の裏がぴったり床に着くかどうかで判断します。


足の裏が接地することで姿勢が安定し重い頭部が支えられ、しっかりとした咀嚼ができます。

足がブラブラすることのないよう、踏み台を置くなどして調節します。




第8条 赤ちゃんが上下の唇で食べ物をとらえているか確かめます。


咀嚼の始まりは上下の唇で食べ物を捕食することからです。

意識して使っていないようで唇を使うことが大切なのです。


また、一口ずつごっくんしていることが大切です。上の唇をきちんと使えるようにしましょう。

離乳食を与える時には口の中に押し込まず、上唇が閉じるのを待ちましょう。


第9条 手づかみ食べで食べる意欲を育みます。

出産をきっかけに新築を検討される方も多く、部屋が汚れるから、片付けが大変だからという理由でためらう気持ちもよくわかりますが赤ちゃんの手をおさえないで自分から食べる動きを引き出します。

自分で力加減をして自分のペースで口へ食べ物を運べるというのが今後の食への興味にも関係してきます。

手づかみ食べができるような形状にして前歯で噛み切り、一口量を覚えさせます。



第10条 食事中はお茶や水を控え、

食べ物をよく噛み唾液で飲み込むようにします。


ついつい、食事中は水分をとるように促しがちですが、流し込む癖がつくと噛まなくてもすむようになります。流し込み嚥下を予防し、しっかり噛んで正しい嚥下を促し、上下の顎の自然な発育を促進します。


食事中は気が散ってしまうテレビを消して「おいしいね」と声かけをしながら、家族一緒に楽しく食べます。



水分摂取はスプーンから始めます。上唇で上手にすすることができるようになり、手の発達が伴ってくればコップを使います。急いでストローで飲む練習をする必要はありません。


ストロー飲みはコップで上手に飲めるようになってからにしましょう。

(関連記事;赤ちゃんのスプーン

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今まで気ままに調べていたことが、不正咬合にもこんなにつながることに驚きを隠せませんがただ食べるといっても、全身を使うことでとくに口の発達は切っても切れない関係なのは当然でしたね。


ただ「よく噛んで食べない」とお子さんのよくあるお悩みはつまりは、ただ意識して噛む回数を増やすだけでは無理があるような気がしてなりません。

奥が深いです!!!




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