④WHAT何を与えるか@日本式離乳食

こんにちは、今までの過去記事にお付き合いいただいた方にはどんな風に与えるのかはもうご存知かとおもいます。

では今回は何を与えるかについてです。


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どんな食材から与えるか

日本では、まずお米(お粥)から与えます。
10倍粥とよく言われますが、米1に対して水分が10倍である五分粥のことです。
これを滑らかにすりつぶして、ペースト状にします。

粒が残るようであれば裏ごしするとさらに滑らかになります。

水分量を、だしやお湯などで調節し、赤ちゃんが飲み込みやすい固さにします。

はじめは、スプーンで持ち上げるとぽたぽた落ちるようなポタージュ状です。

慣れてくれば、ヨーグルトのような固さにしたり、粒をのこしたりして形態に変化を付けていきましょう。

基本は炭水化物(黄)からスタートですが、野菜(緑)、たんぱく質(赤)が1食にそろうように食べれる食材をゆっくり増やしていきます。

  • お米、じゃがいも、さつまいも、6カ月頃からはそうめん、うどん、食パンなど小麦粉を使った食材
  • かぼちゃ、大根、かぶ、人参、トマト、キャベツ、玉ねぎ、ブロッコリー(房)、りんご、バナナなど、やわらかくなりやすい野菜(イメージはポトフに入るような野菜)
  • 豆腐、かれいや鯛などの白身魚、釜揚げしらす(茹でて塩抜きする)、卵黄など。肉類や卵白は7、8カ月以降

テクニック

裏ごし、すりつぶし、すりおろし、刻む、のばす、ゆでる、とろみをつける
などあります。

<基本のとろみ付け>

①片栗粉を2倍量の水で溶き、使う直前によく混ぜます。
②煮たてた煮汁の火をいったん止め1を混ぜながら少しずつ入れます。煮汁を混ぜながらひと煮立ちさせます。

とろみをつけると飲み込みやすく、のど越しもよくなります。

※離乳食はどうしても、食材を加工する工程が多くなります。雑菌が入りこむ機会が大人用の食事に比べて多いので、手洗いや器具などは清潔にしましょう。

※果物以外は加熱したものが鉄則です。豆腐であっても冷ややっこではなく湯豆腐にしてからすりつぶします。

※作ったものはフリージングで冷凍すると便利です。1週間を目安に使い切ります。必ず加熱してから与えます。

※食べ残したものはもったいないですが、衛生上次に持ち越さないようにしましょう。食べきれる量を出すとよいでしょう。



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