イギリスのイースタ―@イギリスの食事情

Hi there,

イギリスの2019年のイースターを見逃してしまうLoveです。

今年のイースターは2019年4月21日だそうです。

お店には、イースター用のものが並んでいます。

その中でも、私が食べた珍しいものをご紹介します。


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Simnel Cake(シムネルケーキ)

Simnel Cake

イギリスやアイルランドなどではこのケーキを食べます。
アーモンド、あるいはマジパンの2層になったフルーツ入りのケーキで、
この「simnel」という言葉の由来は不明のようです。

ケーキのトップにはマジパンのボールを装飾するのですが、
そのボールの数は11個、キリスト教の使徒から1名
(ユダ)をはずした11名分、ということだそうです。

ドライフルーツがどっさりのケーキの中に

マジパンの層もあるのでなかなか甘いです。

パン屋さんで見つけたシムネルケーキ(正方形)


Easter Biscuit(イースタービスケット)


Easter Biscuit

直径8cm位のフリフリ縁の円形で、
中にはたっぷりのカランツとスパイスが入っています。

伝統的にはCassia oil (Cassia=シナモンの親戚で聖書にも登場しているほど古いスパイス)を数滴加えます。カシアオイルは一部の薬局やハーブを取り扱う店で求めることができますが、今はシナモンやミックススパイスで代用することがほとんどです。

ショートブレッドにレーズンが入った感じです。

スパイスの味もしました。


Hot Cross Buns(ホットクロスバン)

Hot Cross Buns

ホットクロス・バンとは、ドライフルーツを生地に混ぜ込み、
シナモンなどのスパイスを加えて焼き上げたパンのことで、
上部に十字(クロス)が入っているのが特徴。
トーストしたパンを半分にスライスし、
バターをたっぷりと塗っていただきます。



手で押さえてつぶします。

半分に切ってトースターで短時間焼きます。

シナモンがしっかりきいていて

普段からパンコーナーにも売られています。

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他にも、ラム肉を食べたりと、

イースターにちなんだグルメがあるようです。

正直、味は美味しいのですが

どれもこれもドライフルーツだらけです。

クリスマスケーキを思い出させます。


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