Hi there,
今回は乳幼児に起こりうる事故を防ぐという
とても真面目でおかたい文章を読みました。
日本語だったら読んでなかったかも・・・
と思いつつも、保護者なら必ず知っておいたほうがいいのでは
という事例ばかりでした。
今回もイギリスの公的機関NHSの記事を読んでみました。
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Baby and toddler safety
乳幼児の安全
毎年4万人の5才未満の乳幼児が、次に紹介する事故で入院し、
これらの事故は防げるものばかりです。
乳幼児によく起こる事故の予防方法を紹介しています。
Choking 窒息
・食べ物は乳幼児の一番窒息の原因になります。
幼い子供たちは、窒息を起こしうる小さな物を口に含むかもしれません。
もし赤ちゃんに哺乳瓶を与えているなら、
いつも授乳中は赤ちゃんと哺乳瓶を支えましょう。
・ボタンや硬貨、小さなおもちゃのパーツなどの小さなものは
赤ちゃんの手の届かないところに置かないようにしましょう。
・赤ちゃんは離乳食を始めたら、いつも小さく切るようにしましょう。
赤ちゃんはブドウのような
大きさのもので窒息します。(これらは縦に切ります)
・固めのゼリーは窒息の危険があります。
もしこれを手作りするのなら、
記載されている作り方に必ず従ってください。
・子どもに、飴やナッツそのままのような
硬い食べ物を与えないでください。
・銀のボタン電池などの小さいものは
赤ちゃんの手の届かないところで保管します。
窒息の危険性だけでなく、
飲み込むと重度の火傷を負う可能性もあります。
・子どもが食べている間はそばを離れません。
・対象年齢が上の小さなパーツのおもちゃは
幼児の手の届かないところで保管しましょう。
Suffocation 酸欠
・1歳より下の赤ちゃんに、枕やかけぶとんを
使わないようにしましょう。
もし顔が埋もれたら窒息する可能性があります。
自分で掛け布団をどけることができません。
赤ちゃんはいつも仰向けで寝ることが望ましいです。
・もし赤ちゃんをスリングで運ぶなら、
TICKSに従って窒息のリスク下げます。
T;密着していること
I;赤ちゃんの様子が見える
C;キスのできる距離
K;胸から赤ちゃんの顎をはなして
S;背中を支える
・オムツを含むビニール袋を
乳幼児の手の届かないところで保管しましょう。
赤ちゃんベッドから届かない遠くに置き、
赤ちゃんの鼻や口を覆ってしまうことのないようにしましょう。
Strangulation 首が絞まる
・いつもカーテンやブラインド滑り止め付きのホックでまとめ、
赤ちゃんベッドから届かないところで保ちます。
ブラインドのロープやカーテンロープは
乳幼児の首を簡単にしめてししまうかもしれません。
RoSPAという機関がビデオで注意を呼び掛けています。
・どんな種類のロープやコード、ガウンの紐や
巾着の紐などを置いたままにしないこと。
・手すりやバルコニーの隙間が6.5cm以上あるなら、
板やネットで隙間を埋めましょう。
小さな赤ちゃんは頭ではなく体が挟まってしまうかもしれません。
・おもちゃや外遊び用の道具は物干しロープから遠ざけましょう。
子供たちがその上に立ったり届かないようにです。
・赤ちゃん用ベッドにサイドガードマットを
使わないようにしましょう。
それは窒息、酸欠、首が絞まる、などの危険性があります。
Falls in babies 転落
赤ちゃんはすぐにジタバタしたり蹴ることを覚えます。
それは寝返りができるようになるまでそれほど時間はかかりません。
つまり、赤ちゃんはベッドやオムツ台から転げ落ちる可能性があるのです。
赤ちゃんが負傷しないために
When your baby starts crawling
赤ちゃんはハイハイし始めたら
ハイハイを覚えると、赤ちゃんはソファなど
転倒リスクのあるものに上りたがるかもしれません。
・赤ちゃんが階段に上ってしまわないように
セーフガードを取り付けます。あなたが通った後は
適切に閉じるようにしましょう。
Falls in toddlers 幼児の転落
赤ちゃんが歩き始めると、不安定ですがとても素早く動けます。
よくどこかに行ったり、転倒します。
・少なくとも2才までは階段の上と下に
セイフティーゲートを使い続けましょう。
・子供に階段の上り方を教え始めても
、絶対に一人で上り下りさせてはいけません。
(たとえ4才であっても手伝いがいるかもしれません)
・簡単に転倒する可能性があるので
6才より下の子供には2段ベッドの上部に
寝かせないようにしましょう。
・窓の近くに低い家具を置かないようにします。
窓は6.5cm開かないように鍵をつけ、
赤ちゃんが登れないようにします。
家事に備えて鍵の場所を大人が把握しておく必要があります。
・ハイチェアやベビーカーは5点で支えているものを使いましょう。
・ハサミ、ナイフ、カミソリは子供の
手の届かないところで保管しましょう。
・ドアがピッタリしまらないようにするグッズは、
子供の指を挟むのを防いでくれます。
夜には残り火が広がらないように
ドアを閉めておくことを忘れないでください。
・家具に鋭い角があるなら、角用のプロテクターを使って
子どもの頭が傷つかないようにしましょう。
Poisoning 有毒
・薬による中毒は5才未満の入院の70パーセントを占めます。
よくある鎮痛剤が主な原因です。
全ての薬は鍵をかけて保管するか、
手の届かない見えないところに保管しましょう。
・トイレ用も含み、掃除用洗剤などは
手の届かない高いところに保管しましょう。
これが無理であれば、キッチン台の扉に安全装置をつけてしまいます。
掃除用品は苦味をもつものを選びます。
これは子供が味を嫌がり飲み込んでしまうのを避けてくれます。
・液体洗剤のカプセルは中毒の原因になります。
カプセルが手の届かない見えないところに
保管されていることを確認してください。
だいたい子供が好むような色になっています。
・使わないときはいつもボトルの蓋が
いつもしっかり閉まっていることを確認します。
Child-resistant-packingという蓋はただ子供が
使えないようにするためでなく、
開けるのに手間取るようになっているだけです。
・電子タバコやその替えは乳幼児の
手の届かない見えないところで保管します。
ニコチンは有害で子供には大変危険です。
・庭に有毒植物がないか確認しましょう。
大人が確認するまで外の植物をとって食べないように教えましょう。
Burns and scalds 熱傷(火・熱湯による)
赤ちゃんの肌は大人より火傷しやすいです。
これは子供の火傷を非常に避ける必要があるということです。
・入浴時、最初に冷たい水を出します。それから熱くします。
あなたの肘で温度を確認してから子供に使用します。
入浴時は離れることはもちろん目を離してはいけません。
・乳幼児はマグカップなど鮮やかな色のものをつかむでしょう。
もし熱い飲み物を持っているなら、赤ちゃんを抱く前に
手の届かないところに置きましょう。
全ての子供の近くに熱い飲み物を置いてはいけません。
熱い飲み物は15分経っても火傷することがあります。
・粉ミルクを温めてから、よく振って、
与える前に手首の裏側に数滴落として温度を確かめます。
それは、熱くなく温く感じるでしょう。
・哺乳瓶を電子レンジで温めてはいけません。
哺乳瓶を温める専用のものや熱湯をいれた桶などで温めます。
・幼児は手の届くもの何でもで遊ぶでしょう。
マッチやライターは、目も手も届かないところで保管しましょう。
・やかんはコードが短いものかカールしたものを使いましょう。
作業台の端からぶら下がったものを掴めないようにするためです。
・調理中は、調理器具の後ろのリングを使い、
フライパンの取っ手は後ろのほうにします。
子供が小さな指でつかんでしまわないようにするためです。
・アイロンやヘアアイロンを使い終わったら、
冷めるまで手の届かないところに置きましょう。
使用中は子供がコードをつかめないように注意してください。
・ボタン電池は乳幼児の近くにおいてはいけません。
飲み込んだ時に重度の火傷を負う原因になります。
・液体洗剤のカプセルは、子供の目、鼻、口に
入ってしまったら科学的な火傷の原因になります。
子供の目に入らず手の届かないところで保管しましょう。
Drowning 溺れる
赤ちゃんはたった5㎝の水で溺れます。
溺れることは子供の死亡事故の代表格です。
それはしばしばとても静かなので
音やもがいているのが必ずしも聞こえないでしょう。
・お風呂は乳幼児が溺れることがよく起こる場所です。
入浴中は子供から目を離してはいけません。
一秒でも離れてはいけません。
お兄ちゃんやお姉ちゃんが一緒にお風呂にいてもです。
・お風呂の椅子を使っても、安全な器具ではないです。
あなたは必ず子供から離れてはいけません。
・子供がお風呂からあがったらすぐに風呂の水を空にします。
・庭に池があるなら、柵で囲うか、埋めるか、カバーをかけます。
・水たまりや水場で遊ぶときは子供を観察します。
・近所の庭に池や溺れる危険性のあるものが
あるかもしれないので、子供が近所の庭に入ってしまわないように、
家の庭の安全性を確保します。
House fires 火事
家庭内火災は子供にとって重大な危険です。
タバコの煙は数分で子供を死に至らすことができます。
揚げ鍋とタバコはもっともよくある原因です。
・揚げもの用鍋に鍋の1/3以上の油を入れては絶対にいけません。
もしくは、深さのある揚げ物用鍋を代わりに
使用してください。揚げもの用鍋に火がついたら、
火を消し、部屋から離れ、ドアを閉めて消防局に連絡します。
・ 特に夜間や疲れている場合は、
タバコ、葉巻、パイプを慎重に消火して処分してください。
・家の全ての階に煙感知器を取り付けます。
毎週動作確認し、毎年電池交換をします。
・夜は、寝る前に電化製品の電源を切り、
火事が起きたときのために部屋の扉をすべて閉めます。
・家族に避難訓練をし、子供に火事が起きたとき
何をすればいいか教えます。定期的に訓練しましょう。
・もし暖炉があるなら、ファイヤーガードをいつも使い、
壁にくっついていることを明確にしましょう。
物を上に置いたり何かをぶら下げたりしてはいけません。
・マッチやライターは子供の手の届くところにおいてはいけません。
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