スキップしてメイン コンテンツに移動

シチリア島でのホームパーティー@Italy,Sicily


Ciao,

Worakawayでローマからシチリア島へ移動するLoveです。

イタリアの南部、シチリア島は

ブーツ型のつま先の島です。


日本の四国や九州並の大きさらしく、

結構広大なのです。


イギリスのホストマザーの友人が

シチリア島のカターニアにいて、

「ぜひ寄って」と言って下さり

会ったこともないご家庭に

お邪魔してきました。

1か月過ごしたイタリアでの動き

*****************************

イタリア人のご家庭では、

外食しよう!というよりは

ホームパーティが多いです。

こちらで4件目のイタリアのご家庭の料理を頂きました!

「今日は米を使うからね。(日本人といえば米でしょ)」

ジューシーお母さんに作り方も見せてもらいました。


こちらはリゾットです。


リゾットはイタリアを代表する米料理のひとつです。使用されるお米は日本で一般的なジャポニカ米とは異なり、細長い形をしたイタリア米を使用することがほとんど。
ジューシーお母さんは、

「今回は黒米を使ってみようと思うの」とのこと。

つくり方は簡単。お米はそのまま研がずにバターで炒め、野菜や魚・牛などのブイヨンで煮立てていきます。お米に水分が足りないようだったらさらにブイヨンを加えて、お米の中心に芯が残るアルデンテの状態にできれば出来あがりです。


ジューシーお母さんの教えでは、

それぞれ小さく切った皮むきカボチャと玉ねぎを

オリーブオイルで炒めて煮て、

黒米を入れて炒めます。

米を入れるとき具材の方の水気がなく

米が鍋肌に当たることがポイントだそうです。

ブイヨンスープと刻んだ生のほうれん草を

あとから加えて煮ていました。



そしてこちらは自家製酵母。


何年か前に友人に譲ってもらったそうです。

日本で言う、ぬか床のような感じ。

ロンドンで5年くらい生活していた時も持って行っていたそうです。


こちらは手作りピザです。

酵母を使って生地を作ったそうです。

天板にのばして仮焼します。

その間に頂いたのがこちら。

カターニアでよく見かける絵、サボテン
「パパがこのサボテンの実が大好きなのよ」

え、これ食べるの?

サボテンの実

左の2つがサボテンの実です。

皮がすでにむかれていました。

「大丈夫だよ、毒じゃないから」とパパ。

味は味の薄い柿のような感じで種だらけです。

ちなみに種は黒胡椒の実くらいの大きさがあって硬いです。

飲み込んで食べます。

ちなみにシチリア島のマーケットでよくみかけました。



ピザを仕上げます。

モッツァレラチーズ、ツナ、玉ねぎなどを散りばめます。


焼き上がりました。


見ず知らずの私をお招きくださった弁護士のジューシーさん。

と、そのお母さん。

旦那さんは物理学の大学教授。


イタリアのビールとともに

いただきまーす!

黒米のリゾット

あー満腹、満腹と思っていると

「特別なものがあるのよ。」

え、なになに?!


こ、これはイタリアのクリスマスケーキ

パネットーネ。

ドライフルーツが少し入った甘めのパンです。

さらに、パンドーロ。


こちらはバターたっぷりの甘めのパンです。

(ケーキですが)

多数決でパンドーロを頂きました。

ちなみに、パンドーロの全貌を見たのは初めて!


大きいナイロン袋が入っていて、粉糖をいれてシェイクします。

ブリティッシュネイティブイングリッシュの話せるジュリオ君が切ってくれました。

朝ごはんにも持たせてくれました。


****************************

忙しい中こんなにももてなしてくだって感動でした。

イタリアに行く機会があれば、断然ホームステイをおすすめします。

とっても素敵なカターニアの想い出!

チャオ!

コメント

このブログの人気の投稿

サンデーロースト@イギリスの食事情

Hi there, 日曜日にパブやレストランの前を通ると必ずと言っても 過言ではないほど見かける「Sunday roast」。 イギリスのおいしい習慣をご紹介します。 ***************************** Sunday Roast サンデーロースト(英: Sunday Roast)とは、イギリスの伝統的な食事で、日曜日(通常正午過ぎの昼食)に供され、ローストした肉、ジャガイモに、ヨークシャー・プディング、ファルス、野菜等の付け合わせとグレイビーから成る。 (参照; Cookpadよりヨークシャープディングの作り方 ) 伝統的なサンデーローストは産業革命時代のイングランド・ヨークシャーにさかのぼる。金曜日にはパン屋がパンを焼くことができないため、オーブンで肉を焼いて、この伝統が出来たという説が信じられている。この食事はイギリス文化の伝統的クリスマスディナーをやや質素にしたものと比較されることがある。 グレイビーソースというのは、 肉汁から作るとろみのあるソースです。 日曜日に来客があったので、 サンデーローストをいただきました。 料理研究家のホストマザーです。 中でも彼女のローストチキンは絶品です。 よく焼くので、チキンを固定する台や 道具もそろっています。 日本調理師学校が販売していたローストチキンと 比べ物にならないくらいやわらかいのです。 この日は、ベイクドポテトと 野菜類と一緒にいただきました 他のご家庭でいただいたローストチキンは ソースなど何もかけませんでした。 ちなみにホストマザーいわく、 フランスの鶏のほうがおいしさが全然違う というのです。 一度フランスから買って帰ってきた鶏をいただきましたが 確かに、肉質が別物でした。 値段も倍くらいするそうです。 ところでこのサンデーローストですが イギリスの日曜日にどこででも食べれると思います。 比較的リーズナブルな価格帯ですし 試してみる価値はある

イタリアの離乳食②@小ネタ

Ciao, イタリアの離乳食について他にもインタビューしてみました。 (関連記事; イタリアの離乳食① ) ***************************** ケース1 シチリア島カターニアにお住いの弁護士さん。 彼女は、16歳♀と13歳♂のお子さんがいます。 10年以上も前の話なので、「覚えてる?」 と聞いたらバッチリ驚くほど覚えてました。さすが!! まず、1人目の時は9ヶ月くらいまで完全母乳だったそう。 それから果物や野菜をほんの少量あげたけど、 特に赤ちゃん用に何かしたわけではないらしい。 1歳を過ぎてから、全卵、魚などをあげはじめたそう。 特にアレルギーの恐れがある食材は基本的に1歳を過ぎてから。 2人目の時は7ヶ月まで完全母乳で、 それから大人と同じものを少しずつあげはじめたそう。 ただ、塩と砂糖などの調味料はなるべく 避けた方がいいから1歳までは与えなかったらしいです。 こちらのお母さんは真面目で博識、 小児科の先生とも相談したり自ら調べたりと とても熱心そうでした。 子どもが小さいときにご主人の仕事の都合で ロンドンで5年生活したそうですが 周りの子供がジュースやファーストフードばかり食べて 小児肥満になっているのを見て 子どもたちの食生活は気を付けたと言っていました。 ケース2 シチリア島パレルモにお住いの大学院生の心理学者でカウンセラーのお母さん。 こちらも2人のお子さんがいますが、8歳♂と2歳♀のお子さんです。 彼女は、1人目の時は3歳まで母乳をあげていたそうです。 そしてこちらも1歳を過ぎてから大人と同じものをあげていたそうです。 ただ味付けはなし! 1人目の時は新しいものにかなり警戒心を示されて なかなかすすまなかったけど、 2人目はなんでも食べるようです。 お兄ちゃんが残したものもたいらげちゃうらしいです。 ちなみに2歳のお子さんは今でもミルクを 哺乳瓶で飲んでいました。 健診の頻度などは不明です。

イタリアの離乳食@小ネタ

Ciao! ところかわってイタリアから更新です。 ちなみにイタリアで、コーヒーいる?と聞かれたら エスプレッソ のことです。 でも、日本でバリスタ時代に飲んでた 濃いエスプレッソとは違って 比較的飲みやすいです。 そして砂糖を躊躇いなくドバっと入れます。 ***************************** さて、 イタリアに来てから今日で1週間ほど経ちました。 今日、気になっていた離乳食について、 イタリア人のホストマザーに聞いてみました。 こちらのご家庭には6歳♂と5歳♀の 2人のお子さんがいらっしゃいます。 「いつからはじめたの?」 6ヶ月頃、小児科医のくれるスケジュールに基づいて始めた。 「何を最初にあげたの?」 りんごのピューレのようなもの。 最初は全然食べなかった。 それから、 野菜スープ(じゃがいも、人参、ズッキーニ)に 小麦粉を混ぜたものをあげた。 そして、 エキストラバージンオイルとパルメジャーノレッジャーノチーズ をティースプーン一杯ずつあげた。 「そのスケジュールは、政府が決めているものなの? それとも主治医が決めるものなの?」 担当の小児科医が個人的に離乳食の予定表をくれる。 それに沿ってあげる。 二人めの時は、スケジュールがあったけど全く食べなかった。 9ヶ月頃たまたま、入った日本食レストランで、 急に手づかみで白米を食べてからどんどん食べるようになった。 ***************************** 体現談はそんな感じでした。 目からウロコの、初期段階での「チーズとオリーブオイル」投入。 お国柄を感じさせる内容でとても面白いなと思いました。 結構なんでも食べれそうだなとも。 そして、小児科医から個人的なスケジュールをもらえるのも ありがたい制度ですよね。