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肝臓嫌いに朗報「Faggot(ファゴット)」@イギリスの食事情

Hi there,
自他ともに認めるFussy Eater(好き嫌いのある人)のLoveです。

内臓系が好きではないので、

鉄分を多く含む肝臓が食べられないのですが

これはなんとか食べれました。


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ナイルスワースという

コッツウォルズのストラウドの近くにある街に行ってきました。

かわいらしいお店がたくさんで、

日本人受けしそうな素敵な雑貨屋さんもあって

とっても気に入りました。

そんななか、お肉屋さんへ立ち寄りました。

たくさん種類のあるソーセージ

日本のソーセージは、皮がしっかりしていて少々のことでは
皮がはじけないほど分厚いですが

イタリア・イギリスで見たソーセージは皮がとっても薄いです。

そして肉がきめ細かくてびっしり詰まっています。

そして何よりおいしいです。


それはさておき、ホストマザーが丸い塊を2つ買いました。

何となく嫌な予感。

「Faggotというのよ。あとで説明してあげる。」

まず名前も知らないので、名前を言われてもわからない。

Faggot

早速お出ましのFaggot。

ミートボールというには黒々しいのです。

そしてなんだか固そう。


真空パックに入っていたのでそのまま熱湯でゆでて

朝食のあまりのベイクドビーンズをソース代わりに

炒めたリーク、マッシュポテトといただきました。


(ウィキペディアより)
ファゴットとは、豚のOffal(内臓)やくず肉をミンチにしたものから作られた肉団子です。
とくに、豚の心臓、肝臓とバラ肉かベーコンを使うのが伝統的です。
それにハーブやパン粉を加えて味付けします。イギリスでは、特に南やウェールズの伝統的な料理です。
ファゴットは、西のイングランド地方の田舎の人々によって安価な伝統的な食べ物として消費されていたのが起源です。



やっぱり。

なんとなくの嫌な予感は的中し、

ハギスは羊の内臓肉団子でしたが

ファゴットは豚の内臓肉団子でした。




ホストマザーの祖先は肉やさんだったらしく


「捨てるような部分もミンチに使うのよ。腎臓なんかを入れてもいいの。」


後味は血くさい味が少ししますが、パテなんかより非常に食べやすいです。

レバー嫌いの私が言うので間違いないです。


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「豚のレバーは味がきついけど、牛と羊のレバーは甘いの。
ベーコンと相性がいいから一緒にいためて、
グレービーソースとマッシュポテトと食べるのがおすすめ。」

と料理研究家でもあるホストマザーが言っていました。

レバーは好きな人は本当に好きだけど、

嫌いな人は本当に嫌いな印象です。

レバーが苦手だけど鉄分補給のために摂りたい人は

ファゴットを試してみる価値はあるかと思います。

ただ、食後は少し胃もたれ感があります。


また、冷凍食品や、たまにスーパーでも見かけることがあるそうですが

今回食べた肉やさんのものは

私でも食べれたくらいなので

美味しいものだったそうです。

イギリスではどこのものを食べるかで

「おいしいイギリス」か「やっぱりイギリス料理は・・」

に分かれかねないですね。

コメント

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