スキップしてメイン コンテンツに移動

赤ちゃんの歯の手入れについて①(Looking after your baby's teeth)@NHS

Hi there,

私も気になる「赤ちゃんの歯」問題について。

イギリスの公的機関NHSの記事をまた読んでみました。

(関連記事;)

*****************************

Looking after your baby's teeth

赤ちゃんの歯の手入れについて

赤ちゃんの歯が生えてきたらすぐに歯磨きを開始できます。
極少量のフッ素入り歯磨き粉を使いましょう。


最初からしっかり磨けなくても心配しないでください。

重要なのは、赤ちゃんが毎日の習慣として

歯を磨くことに慣れることです。


あなたの歯を磨いているところを見せるなどの

お手本を見せるのがよいでしょう。










Tooth brushing tips for babies

赤ちゃんの歯磨きのヒント


・3歳までの幼児と赤ちゃんには極少量の歯磨き粉を、

 3-6歳までにはグリンピースほどの量を使います。


・だんだん子どもの歯を隅々まで磨くようになったら、

仕上げ磨きをします。

 少なくとも1日に2回は行いましょう。

 寝る前ともう一回は都合のよいときで良いです。


・子どもが全員歯磨きを好きなわけではありません。めげないことです。


・ゲーム形式にするか、こちらも同時に歯磨きをすると、

子供たちが自分で歯磨きをするのに役立ちます。


・赤ちゃんの歯を磨くのに最も簡単な方法は、

膝の上に座らせて、胸に頭を預けさせます。

年上の兄弟と、彼らの背後にたち、頭を後ろに傾けます。


・小さな円を描くように全ての歯の表面を磨きます。

終わったら吐き出すように促します。

フッ素物が流れてしまうので水でゆすぐ必要はありません。


・子どもたちが適切な量の歯磨き粉で磨けているか、

歯磨き粉を舐めたり、はたまた食べていないか監視します。


・自分できちんと歯磨きできるようになるまで

仕上げ磨きを手伝いましょう。

だいたい7歳くらいまでかかるのがふつうです。



Taking your baby to the dentist

歯科医に診てもらいましょう


NHSの子どもの歯科治療は無料です。

歯科の予約をとって子供を連れて行き慣れさせましょう。

歯科医を見つけるには、インターネットで検索をかけるか、

電話、またはメールを送れます。


*****************************

日本語版でみつけてきたのはこちらです。


歯の手入れ(子どもの歯)


上と下の前歯が生えてくれば、上の前歯を中心に磨くようにしてください。 

小さなお子さんの歯を磨くのはかなり大変なことですが、子どもさん自身も時間がかかると、結構ぐずるようになります。 

ぐずられる前に、むし歯になりやすい上の前歯から磨くようにしましょう。 

このとき前歯の外側(唇面)だけでなく、裏側(口蓋側)も忘れずに磨いてあげてください。

多くの方に歯みがきをしていただくと、下の前歯から磨き始める方が多いのですが、上の前歯と比べ下の前歯は余りむし歯にはなりません。 


一度に全ての歯を磨こうとせず、数回に分けて全体を磨けばいいと考えたほうがいいでしょう。 

夜に歯みがきをするという方が多いようですが、少なくとも一度は昼間にも磨くようにしてください。 

昼間の歯みがきは、窓際の明るいところで行うようにしましょう。 

明るいところで歯みがきをすると、歯のわずかな汚れもよく見え、歯みがきの効率も良くなります。 

また、昼間のほうが小さなお子さんの機嫌も良く、夜よりは磨きやすいことも多いと思います。



以前歯科衛生士さんから聞いたのは、

上唇小帯という赤ちゃんの上唇の裏側に注意することです。


真ん中の歯2本を磨こうとすれば、歯ブラシで小帯を傷つけてしまいます。 
これも歯磨きをされるのを嫌がる原因の一つです。 

上の前歯を磨くときは,乳中切歯(真ん中の歯)を2本磨こうとせず、左右それぞれ一本ずつ磨くようにしましょう。 

そして歯ブラシの動きも、左右に動かすのではなく、小帯の襞(ひだ)に沿って斜めに動かすようにすれば、小帯を傷つけることはありません。




「口の健康については、
特に生後1年が非常に大きな鍵を握っている」

この記事もさることながら、とても身に染みるお言葉かと思います。

口の健康というのはとても大きい意味で

今後起こりうる虫歯はもちろん、噛んで飲み込む、

それに関係するすべての体の発達を意味しているかと思います。

栄養を摂るのはまず口からなので、

口の健康はとっても重要なはずです。


石田先生の記事の中には、離乳食はもちろんのこと

今後まとめたい「抱っこひも」「つかまり立ち」についても書いてありました。


長くなったので2つに記事を分けました。

つづく



コメント

このブログの人気の投稿

サンデーロースト@イギリスの食事情

Hi there, 日曜日にパブやレストランの前を通ると必ずと言っても 過言ではないほど見かける「Sunday roast」。 イギリスのおいしい習慣をご紹介します。 ***************************** Sunday Roast サンデーロースト(英: Sunday Roast)とは、イギリスの伝統的な食事で、日曜日(通常正午過ぎの昼食)に供され、ローストした肉、ジャガイモに、ヨークシャー・プディング、ファルス、野菜等の付け合わせとグレイビーから成る。 (参照; Cookpadよりヨークシャープディングの作り方 ) 伝統的なサンデーローストは産業革命時代のイングランド・ヨークシャーにさかのぼる。金曜日にはパン屋がパンを焼くことができないため、オーブンで肉を焼いて、この伝統が出来たという説が信じられている。この食事はイギリス文化の伝統的クリスマスディナーをやや質素にしたものと比較されることがある。 グレイビーソースというのは、 肉汁から作るとろみのあるソースです。 日曜日に来客があったので、 サンデーローストをいただきました。 料理研究家のホストマザーです。 中でも彼女のローストチキンは絶品です。 よく焼くので、チキンを固定する台や 道具もそろっています。 日本調理師学校が販売していたローストチキンと 比べ物にならないくらいやわらかいのです。 この日は、ベイクドポテトと 野菜類と一緒にいただきました 他のご家庭でいただいたローストチキンは ソースなど何もかけませんでした。 ちなみにホストマザーいわく、 フランスの鶏のほうがおいしさが全然違う というのです。 一度フランスから買って帰ってきた鶏をいただきましたが 確かに、肉質が別物でした。 値段も倍くらいするそうです。 ところでこのサンデーローストですが イギリスの日曜日にどこででも食べれると思います。 比較的リーズナブルな価格帯ですし 試してみる価値はある

イタリアの離乳食②@小ネタ

Ciao, イタリアの離乳食について他にもインタビューしてみました。 (関連記事; イタリアの離乳食① ) ***************************** ケース1 シチリア島カターニアにお住いの弁護士さん。 彼女は、16歳♀と13歳♂のお子さんがいます。 10年以上も前の話なので、「覚えてる?」 と聞いたらバッチリ驚くほど覚えてました。さすが!! まず、1人目の時は9ヶ月くらいまで完全母乳だったそう。 それから果物や野菜をほんの少量あげたけど、 特に赤ちゃん用に何かしたわけではないらしい。 1歳を過ぎてから、全卵、魚などをあげはじめたそう。 特にアレルギーの恐れがある食材は基本的に1歳を過ぎてから。 2人目の時は7ヶ月まで完全母乳で、 それから大人と同じものを少しずつあげはじめたそう。 ただ、塩と砂糖などの調味料はなるべく 避けた方がいいから1歳までは与えなかったらしいです。 こちらのお母さんは真面目で博識、 小児科の先生とも相談したり自ら調べたりと とても熱心そうでした。 子どもが小さいときにご主人の仕事の都合で ロンドンで5年生活したそうですが 周りの子供がジュースやファーストフードばかり食べて 小児肥満になっているのを見て 子どもたちの食生活は気を付けたと言っていました。 ケース2 シチリア島パレルモにお住いの大学院生の心理学者でカウンセラーのお母さん。 こちらも2人のお子さんがいますが、8歳♂と2歳♀のお子さんです。 彼女は、1人目の時は3歳まで母乳をあげていたそうです。 そしてこちらも1歳を過ぎてから大人と同じものをあげていたそうです。 ただ味付けはなし! 1人目の時は新しいものにかなり警戒心を示されて なかなかすすまなかったけど、 2人目はなんでも食べるようです。 お兄ちゃんが残したものもたいらげちゃうらしいです。 ちなみに2歳のお子さんは今でもミルクを 哺乳瓶で飲んでいました。 健診の頻度などは不明です。

イタリアの離乳食@小ネタ

Ciao! ところかわってイタリアから更新です。 ちなみにイタリアで、コーヒーいる?と聞かれたら エスプレッソ のことです。 でも、日本でバリスタ時代に飲んでた 濃いエスプレッソとは違って 比較的飲みやすいです。 そして砂糖を躊躇いなくドバっと入れます。 ***************************** さて、 イタリアに来てから今日で1週間ほど経ちました。 今日、気になっていた離乳食について、 イタリア人のホストマザーに聞いてみました。 こちらのご家庭には6歳♂と5歳♀の 2人のお子さんがいらっしゃいます。 「いつからはじめたの?」 6ヶ月頃、小児科医のくれるスケジュールに基づいて始めた。 「何を最初にあげたの?」 りんごのピューレのようなもの。 最初は全然食べなかった。 それから、 野菜スープ(じゃがいも、人参、ズッキーニ)に 小麦粉を混ぜたものをあげた。 そして、 エキストラバージンオイルとパルメジャーノレッジャーノチーズ をティースプーン一杯ずつあげた。 「そのスケジュールは、政府が決めているものなの? それとも主治医が決めるものなの?」 担当の小児科医が個人的に離乳食の予定表をくれる。 それに沿ってあげる。 二人めの時は、スケジュールがあったけど全く食べなかった。 9ヶ月頃たまたま、入った日本食レストランで、 急に手づかみで白米を食べてからどんどん食べるようになった。 ***************************** 体現談はそんな感じでした。 目からウロコの、初期段階での「チーズとオリーブオイル」投入。 お国柄を感じさせる内容でとても面白いなと思いました。 結構なんでも食べれそうだなとも。 そして、小児科医から個人的なスケジュールをもらえるのも ありがたい制度ですよね。