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赤ちゃんと子供の食物アレルギーについて(Food allergies in babies and young children)@NHS

Hi there,

鈍った体を動かすべくフットパスで行く3時間コースのウォーキングをしてきました。

道に迷いながらもなんとか行って帰ってこれました♪

さて今回は久々のイギリスの記事を読もうかと思います。


イギリスの公的機関NHSの記事を読んでみました。


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Food allergies in babies and young children

赤ちゃんと子供の食物アレルギーについて

生後6カ月頃までは、完全母乳栄養や粉ミルクが推奨されています。

もし赤ちゃんに牛乳アレルギーがあり、母乳をあげていないなら、小児科の先生へどんなミルクをあげるべきか相談しましょう。

妊娠中または授乳中の女性は、元々アレルギーがない限りアレルギーの引き金になるような食べ物(ピーナッツを含む)を避ける必要はありません。

もし赤ちゃんにすでにアレルギー症状や湿疹がみられるのなら、
食物アレルギー・喘息・花粉症・湿疹の家系であれば、
初めての食べ物を与えるときには
特に注意する必要があるかもしれません。
主治医や保健師に相談してからにしましょう。



アレルギーを引き起こす可能性のある食べ物を与えるとき

6カ月頃の赤ちゃんに離乳食を始めるとき、アレルギー症状が出るかもしれない食品は1度に1種類、ごく少量を与えることでどんな反応でも見極めることができます。

具体的には
  • 牛乳
  • 鶏卵(レッドライオンマークのないものは生や半生で食べないほうがよい)
  • グルテンを含む食品(小麦、大麦、ライムギ)
  • ナッツやピーナッツ類(砕いたものや挽いたもの)
  • 種実(潰したものや挽いたもの)
  • 豆乳
  • 貝類(生や半生は与えない)
これらの食べ物は6カ月頃から食事の一部として与えます。ほかの食品と同じようにです。一度試して問題なければ、アレルギーのリスクは少ないので通常の食事の一部として取り入れます。

ピーナッツや鶏卵を与えるのが6カ月から12カ月を超えて遅らせると、かえって食物アレルギーを起こすリスクを高めるかもしれないことがわかっています。

たくさんの子供たちは牛乳や卵アレルギーが成長するにつれて緩和しますが、ピーナッツアレルギーは一般的に一生ものです。

子どもに食物アレルギーがあるのなら、食品表示を慎重に読みましょう。

該当するアレルギーの食品が入っていないかどうか不確かな場合はその食べ物を避けましょう。


子どもに食物アレルギーがあるかどうすればわかるのか


アレルギー反応は以下のものがあります;

  • 下痢や嘔吐
  • 喘鳴と息切れ
  • のどの痒み
  • かゆみやかぶれ
  • 腫れた唇とのど
  • 鼻水や鼻詰まり
  • 痛み、赤、かゆみ

中には深刻なアレルギー反応を起こす場合があります。(アナフィラキシー)
これは命にかかわります。子どもに特定の食品でアレルギー症状がみられる場合、専門家からのアドバイスを得ましょう。

牛乳などの主要な食べ物を排除してしまうようなことはやめましょう。
これによって子どもに必要な栄養素がとれていない可能性があります。
主治医や保健師に相談しましょう。必要に応じて栄養士を紹介されるかもしれません。

食品添加物と子ども

食べ物はたくさんの理由により添加物を含んでいます。
保存のため、より長く安全に食べられるように、また色を食感を与えるためなどです。

全ての食品添加物は使用される前に厳しい安全検査を通過しています。
食品ラベルには明確に食品添加物を表示しなければなりません。
成分名、E番号や「色」、「防腐剤」などの機能を含めてです。

E番号 は、欧州連合内で使用するために決められている食品添加物に付与される分類番号である。欧州連合では一般的に食品のラベルに記載されている。

まれに 亜硫酸塩のような、食品添加物の中には有害な反応を示す可能性もあります。
しかし、牛乳や豆乳のような普通の食品のほうがはるかに一般的です。



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日本、アジア諸国も?はうま味調味料やお手軽調味料が

家庭でよく使われているような気がします。

ビーガンのベルギー人のお母さんは

「豆乳でさえ市販の加工食品には必ず何か添加物が入っている。
手作りにはかなわない。」

と言っていました。


健康志向の欧米のお母さんは、

日本人が「だしのもと」などのうま味調味料を

よく使っていることに驚くようです。
(それをいいものとして薦めちゃいますしね)

豆腐やこんにゃくは、そもそも添加物を加えないと凝固しないなど、添加物がないと製造できない食品も多いことも事実である。育児用粉ミルクの各種ビタミン類、水酸化カルシウム、硫酸銅、硫酸亜鉛など食品添加物で必須成分を強化しなければ、乳児の健康に重篤な障害が発生しうる危険性さえある。(ウィキペディア)

食品添加物が必ずしも悪者ではありませんが

消費期限がどんなにすぎてもいつまでも状態が良いものは

なんだか心配になってしまいます。

日本は高温多湿なのですぐに腐りやすいとは思いますが。


私はつい食品ラベルより

値段を見てしまいますが

身体を作る食べ物だからこそ

可能な限り体が喜ぶものを食べたいところです。


余談ですが、値段は安い大容量のプリンを買おうとしたときのことです。

なんでこんなに安いんだろうと思って表示を見たら、

砂糖が一番に書かれていました。

え、プリンって牛乳と卵がメインの材料かと思っていましたが

砂糖が一番多いだなんて。

それからはプリンだけは(笑)

たとえ量が少量でも

牛乳か卵が先頭に書かれているものを選ぶようになりました。


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