スキップしてメイン コンテンツに移動

デトックスについて@小ネタ

Hi there,

2020年になって、私のパワースポットである明治神宮へ参拝してきました。平日だったのですが、仕事始めのビジネスマンがたくさんいて驚きました。

さて、東京へ行く機会があって、「体質改善」のビジネスに出会いました。結果、私は心に大ダメージを受けたのですが、そもそも巷で流行りのデトックスとはどういうものかなと考えるきっかけになったような気がします。

本で読んだデトックスについて少し記録しておきます。

******

体にとっての毒とはなんでしょうか。老廃物や活性酸素、ストレスなどかと思います。

そして呼吸や皮膚から入ってくる自然の毒や化学物質。体は、毒となるものが入ってきても、解毒したり排出したりできます。食べ物であれば、吐いたり、下痢したりします。ところが、現代は、1階に入る量が微量すぎて拒絶することもなく、また種類も多いので少しずつ蓄積する傾向にあるようです。解毒、排出の能力が追い付かないことが多くあります。不定愁訴や病気にることもあります。

  • 食べたものがきちんと消化できず未消化のまま体内に吸収され、代謝・排出できなかったもの
  • 殺虫剤、除草剤、殺菌剤など作物に残った農薬品
  • 化学肥料など、野菜に残った硝酸塩
  • 畜産、養殖などの資料に含まれる抗菌剤、抗生物質、成長ホルモン剤
  • 加工食品、お弁当、お惣菜に含まれる抗菌剤、抗生物質、成長ホルモン剤
  • お菓子に含まれるトランス脂肪酸(ショートニング、マーガリン、加工植物油脂など)
  • 大気汚染
  • 洗剤などに含まれる合成界面活性剤など化学成分

他にもストレスも毒になりえます。

  • 人間関係
  • がんばりすぎる
  • 多すぎる情報

毒の入り口は主に、口、鼻、皮膚、心の4つです。

口;食べ物、飲み物

鼻;空気

皮膚;化粧品類、ソープ、シャンプー、生理用品など肌に触れるもの

心;ネガティブな感情や思い込み

これらは体の中を通過し、尿、便、汗、涙、声という形で体の外へ出ていきます。女性だけにある月経も大事な排出です。

解毒がうまくできていれば
  • 社会生活が正常に営める
  • 毎日排便がある
  • 1日7、8回排尿がある
  • 汗をかく
  • 毎月生理がある
これら5つが規則的に行われ、毒は体外へ出ています。

もちろん、食生活、使っている日用品、住んでいる環境、ストレスの具合、受け取り方にもよるので個人差があります。

「毒を入れないためない方法」神藤多喜子さん

*****

そう考えると、身の回りの物、自分が選んで取り入れているものから知らず知らずのうちに毒を貯めている場合があります。私が東京で出会った人々は、ストレス社会を生き抜く上で食生活が乱れに乱れて、それをリセットするかのように健康食品に依存状態でした。

ありがちな、
  • 食べ過ぎ
  • 偏った食べ方、食事内容
  • 消化活動に適していない時間帯の食事
など消化できないものを体内に残しがちになってしまいます。

こういったものから体を守るために

  • 自然に排出できないものを体に入れるのを控える
  • 消化活動を妨げるようなことをしない
  • 消化にあった食べ方をする
  • 消化活動が活発な時間帯に食事をする
など消化しやすい食べかた、量を心掛けるようにします。

食品添加物、農薬や人工甘味料など人工的な加工品などを避けます。体の冷えも便秘の原因にもなります。よく噛むことも消化を促すうえで大切です。

知りませんでしたが、とくに排卵後から生理までは、女性ホルモンの働きで取り入れたものを体内に貯めようとするので、毒になるものを取り入れること避けます。

若いうちは当たり前の健康に感謝することは少ないかと思いますが、健康が脅かされたときにはじめて健康のありがたみが分かります。それもこれも、日々の積み重ね。



私もついつい値段に流されてしまいますが、その結果自分で解毒できなくなって、デトックスに大金をはたくなんて本末転倒です。

食育をまず自分が学び、そして子孫に、周りに継承していく。そのためにはシンプルで自然なものをなるべく生活に取り入れるようにしたいです。

そんなことを思いました。

コメント

このブログの人気の投稿

赤ちゃんの歯の手入れについて②(Looking after your baby's teeth)@NHS

Hi there, 私も気になる「赤ちゃんの歯」問題についての続きです。 今回は虫歯がメインです。 イギリスの公的機関NHSの記事を読んでみました。 ***************************** Looking after your baby's teeth 赤ちゃんの歯の手入れについて② Sugar and tooth decay 砂糖と虫歯の関係について 砂糖は虫歯を引き起こします。 お菓子やジュースに含まれる砂糖だけでなく、 どのくらいの期間、頻度で砂糖に接触しているかも関係します。 飴や哺乳便に入れたジュースは特に害が大きく、 それは歯が砂糖に浸かっている時間が長いからです。 フルーツジュースや清涼飲料水に含まれる酸は同様に歯を傷つける可能性があります。 果物や牛乳に含まれる天然の糖分については 虫歯の原因にはなりにくいので、 これらの糖分を減らす必要はありません。 How to cut down sugar in your child's diet 子どもの食事から糖分を減らす方法 これらのヒントは子どもの食事から食事を減らし、虫歯予防に役立つでしょう。 ・砂糖入りの飲料を飲ませない。  子どもに最適な飲み物は、ただの牛乳と水です。 ・母乳の搾乳、粉ミルク、冷めた水に哺乳瓶を使うのは良いです。  しかし、ジュースや当分入りの飲料を哺乳瓶で与えると虫歯になりやすくなります。 ・6カ月から、蓋なしのコップを使わせることができます。 ・離乳食が始まったら、砂糖なしの飲料と、おやつではない食事を与えられます。  ベビーフードを使う場合はどんなものでも砂糖が入っていないか表示を確認しましょう。(参照; food labels ) ・甘い食べ物やフルーツジュースをあげたいのなら、食事中にだけ与えます。ジュース1に対して10倍の水で薄めたものを与えるということを覚えておきましょう。子供は1日で150㎖以上のジュースを飲むべきではありません。 ・子どもにお菓子を与えないでください。  家族や友達にも同様にお願いしておきましょう。シール、髪の毛いじり、お絵かき、色塗り、シャボン玉など他のものを与えます。お菓子より高価かもしれませ...

リゾートバイトについて@小ネタ

Hi there, 日本に帰国してイギリスにいたのがまるで夢だったかのような 現実生活に戻ってきました。 これからの生活の資金を貯めるべくリゾートバイトに挑戦しようとしているところです。 3社登録して求人紹介をしてもらい、 そこで気が付いたことを残しておこうと思います。 ************************** まず、私が登録をすませたのは 「アルファリゾート」 「ヒューマニック」 「グッドマンサービス」 の3社です。 グッドマンサービス さんは、ネット上のマイページに記載してあります。 1度に10ー15件ほど紹介してくださいました。 時給が高いところがメリットです。 あくまでも紹介をいただく感じで、問い合わせをしたときも「何か聞きたいことはありますか」と聞かないと教えてくれない・・・感じでした。 紹介してもらった求人を問い合わせても採用は難しいと思うとか、紹介されたものでなく一般に公開されている求人を問い合わせると未経験OKと書いてあっても未経験NGであったりと、実際に聞いてみないとわからないんだなとがっかりしました。 勇気を出して問い合わせしても、そういう感じなので採用してもらうのは難しいかなと自信を失いました。 後々調べてみると対応があまりよくないと書いてあるサイトがあって妙に納得してしまいました。 アルファリゾート さんは、求人をメールに資料を添付して送ってくださいます。 1度に6件送ってくださいました。 電話が頻回あり、親切で丁寧な対応をしてくださいました。 自信を失っていたのですが、時期も場所も求人はありますよと前向きに紹介してくださいました。 ヒューマニック さんもは、メールにPDFのURLを記載して送ってくださいます。 1度に15件ほど送ってくださいました。 電話が頻回あり驚くほど対応がよく、電話で口頭で伝えたことを入力してくださいました。求人紹介も隅から隅まで詳しすぎてびっくりしました。 求人紹介の対応もよく、働き出してからも安心できそうな会社だなと感じました。 友人が以前こちらでお世話になったそうです。 そんな3...

BLW②窒息リスクについて@BLW

Hi there, 前回はBLWについてでした。 今回は、窒息リスクと、BLWをする利点について考えました。 (あくまでも個人的意見です) 日本の離乳食は(厚生労働省)、 5・6カ月頃、スプーンでたらすとぽたぽた落ちるくらいの ピューレ状にした粥から与えます。 日本でBLWを知らない人からすると、 「いきなり固形物をあげるなんて信じられない!」 と私も思うでしょう。 窒息リスクが心配ですよね。 ちなみに、初めから固形食のBLW成功談を教えてくれたホストマザーは 窒息しそうになったこともなかったといっていました。 BLWに限らず起きている窒息事故ですが、 安全に食べるためのポイント を見つけました。 子どもの Safe eating のために  (小児科医 山中先生より参照) • 仰臥位、歩きながら、遊びながらモノを食べさせない。 • 食べ物を口に入れたままの会話、テレビや漫画を見ながらの食事はさせない。 • 乳幼児向けの食べ物は、適切な大きさに切り、よく噛んで食べさせる。 • 急停車する可能性がある自動車や、揺れる飛行機の中で乾燥した豆類 は食べさせない。 • 小さな食物塊やおもちゃなどを放り上げて口で受けるような食べ方や遊びをさせない。メディアの広告ではこのような映像を禁止する。 • 学童、生徒に対し、早食い競争の危険性を教え、禁止する。 • 食事中に乳幼児がびっくりするようなことは避ける。 • 乳幼児に、食べることを強要しない。 • 乳幼児の食事中はいつもそばにいて観察する。 • 乳幼児に対し、上の子どもが危険な食べ物を与えることがある。 • 嚥下障害をもつ障害児では、食べ物による窒息が起こりやすく、十分 な注意が必要である。 • 3歳になるまでは、ピーナッツなどの乾燥した豆類、ピーナッツを含ん だせんべいやチョコレートは食べさせない。 以上を見てみると、当たり前のようですが、 とても重要なことばかりです。 いつでもどこからでも窒息リスクはあるわけですね。 日本式の離乳食で難しいところは、 各段階「ごっくん、もぐもぐ、かみかみ、ぱくぱく」を見極め、 子供の咀嚼の発達に合わせた離乳食を用意できるか、ではないでしょ...